ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2017年07月16日

香川やシュメルツァーらがファンと交流&日本文化に触れる 選手が絵馬に込めた願いとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ドルトムントに所属する香川真司、マルセル・シュメルツァー、マルク・バルトラ、ロマン・ヴァイデンフェラー、ピーター・ボス監督の5名は16日、同クラブのサプライヤーを務めるプーマ主催のトークイベントに登場。ファン100名と交流を持つとともに、日本文化に触れあう機会も設けられた。

 前日の浦和レッズ戦の疲れも見せず、参加した5名。トークイベントには昨シーズン優勝したDFBポカールのトロフィーを持って登場し、「昨シーズンはチームとしても個人としても厳しいシーズンだっただけに、最後に優勝できたということは、リーグ連覇を達成した時(2011-12シーズン)以上の喜びがあった」(香川)、「昨シーズンは難しいシーズンだった。ピッチ以外での問題もあったからね。最終的に優勝できたということは、懸命に努力したご褒美だったのかなと思う」(シュメルツァー)と語るように、チームにとって大きなタイトルであったと話す。

 トークショーには子どもも多数参加していたということもあり、司会から「プロになり、ドルトムントの一員になるため必要なことを問われると、「訓練をすれば道は拓ける。とにかく努力をすることだよ」(ヴァイデンフェラー)、「子どもの頃から一生懸命頑張ってきた。他の子が別のことをしている間もサッカーに集中して、トレーニングをし、ステップを踏んで今がある。日本でもドルトムントがサッカースクールを展開すると聞いているし、どんどんレベルアップしてほしい。昨日、浦和レッズと試合をして感じたことは一歩、二歩、三歩と日本のサッカーは進歩している。横にいるシンジ含め、日本人もドイツでたくさん活躍しているし、努力してほしい」(シュメルツァー)、「日々継続する、やり続けることが大事。昨日は浦和と対戦しましたが、なかなか日本では世界のチームと試合する機会が無いので、どれだけ小さいときから、それをイメージできるかが大事。そこをイメージして努力し続けていければ」(香川)など、バルトラやボス監督を含め、『継続性』と『努力』をキーワードに挙げている。

 イベントではトークショー以外にも日本の文化を知ってもらうということで、『蹴鞠』と『絵馬』を体験。蹴鞠は蹴鞠保存会のメンバーと4選手が輪になって行われたが、通常のリフティングと違い、足の甲しか使ってはいけないこと、掛け声を発しながら蹴らなければならない、といったルールに選手も悪戦苦闘。その中でも特にバルトラは大きな声を出しながら、かなりのセンスを見せていた。

 絵馬には4選手が来シーズンに向けた願いを書いていき、「新しい監督のもと、みんなでまたタイトルを取りたい」(香川)、「チームだけでなく、全員が健康でいられるように」(ヴァイデンフェラー)、「ALL THE BEST、すべてに祝福を。健康がもっとも大事だと、去年痛感した。あとはゴールを決めたいし、そして失点はしない。とにかく成功を手にしたい」(シュメルツァー)、「喜び、情熱をもってプレーしたい。ファンの皆さんにも同じ、喜びと情熱を伝えるプレーをしたい」(バルトラ)と、それぞれ思いをこめている。

「サポーターから愛、情熱を感じている。同じ気持ちを返したい」(バルトラ)、「感謝の気持ちを返せるよう、サインや写真も応えたいので、ぜひ声をかけてほしい。わざわざドイツに来てくれる人もいる。少しでもお返しできるよう頑張るので、応援よろしくお願いします」(シュメルツァー)と話すように、最後まで集まったファンのサインや写真を求める声にも丁寧に応じ、会場を後にした。

 ドルトムントは17日に中国へと移動し、18日にはミランとの親善試合を行う。 きんg