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2017年08月11日

”ストライキ”したデンベレを、ドルトムントが処分

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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ひとまずデンベレの問題の1つには区切りがついた。木曜日の練習に姿を見せなかったウスマン・デンベレに対し、ボルシア・ドルトムントはポカール欠場と、トップチームでの練習メンバーから外すことを決断している。

水曜日には高いモチベーションをもって練習に取り組む姿があったのだが、木曜に行われた練習ではその姿が見受けられなかった。ボシュ監督は水曜日に話したときには、恋人の下を訪れるためにパリにいった話は聞いたものの、その24時間後に移籍するような雰囲気は、特に感じ取れていなかったようで、「正直に申し上げて、不在の理由について知らないんだよ」と説明。

「我々は彼とコンタクトを取ろうと試みたのだが、しかしそれがうまくいっていないんだ。特に悪いことではないよう願っているが、とにかく彼は参加しなかったんだ」と言葉を続けた。仮に獲得に乗り出しているバルセロナが関連しているということはないのだろうか?「わからない。話をしていないんだ」とボシュ監督。

そのデンベレの居場所については、スカイはバルセロナに向かったと報じ、仏紙レ・キップはカタルーニャに向かったと伝え、またビルトはパリにいるらしいと掲載。しかしその後にドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDは「報道とは異なり、ドルトムントにいるよ」と語っている。

さらに同氏は、今回のデンベレの練習不参加について「デンベレは本日、練習を無断で休んだ。おそらく意図的にだ」とコメント、「このようなことがあっては、当然処分を下さなくてはならない。監督と話し合い、ポカール1回戦では出場停止、さらに練習にも参加させないようにする」と明かした。

そもそも一体なぜ、デンベレは無断で練習に参加しなかったのだろうか?憶測の域を越えることはないが、しかしドルトムントが子供のころからの夢である、バルセロナの移籍にむけて1億5000万ユーロとも見られる高いハードルを立て、ひとまず断りを入れたことに対するプレッシャーをかけたかったのだろうか?以前レンヌにてデンベレは、同様の形でのストライキを敢行したことがある。

なおドルトムントは木曜日にデンベレの移籍に関して、以下の声明を発表した。

「ウスマン・デンベレの移籍の可能性について、バルセロナとの話し合いを行いました。そして提示された内容というものは、現在の欧州の市場の状況、そして選手の価値を考慮して適当なものと呼べるものではなく断りを入れました。そして本日は特にバルセロナからの新しいオファーはありませんし、現時点ではバルセロナへの移籍の可能性は低いといえるでしょう。」


またドルトムントは、日曜に行われる予定となっていた3部ツヴィッカウとのテストマッチを、離脱者を多く抱えているという理由で延期することを発表した。ツォルクSDは「ちゃんとしたメンバーで臨みたかったが、いまは無理なんだ。相談をし、そして受け入れてくれたツヴィッカウに感謝している。近いうちに試合を行いたい、9月はじめの代表戦期間の可能性もある」と述べている。


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