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2017年09月19日

デンベレの負傷に指揮官「若さゆえ」、ドルトムントのCEOは例外条項の存在を否定

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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ストライキ、そしてサッカー史上2番目となる高額の移籍金…。欧州のなかでも最も注目を集めた移籍劇の1つを演じたウスマン・デンベレ。20歳の若きフランス代表としては、これまでの雑音を払拭し、バルセロナでの新しいサッカーを学ぶべく、期するものをもってヘタフェ戦では先発出場していのだが、今度はわずか29分間で交代。日曜日に受けた診断の結果、デンベレは大腿の二頭筋腱を断裂していたことが判明した。これから4ヶ月の離脱を余儀なくされることになるという。

月曜日には車椅子に乗って、クラブハウスに姿をみせたデンベレ。今週はフィンランドの専門医の下での手術も控えているところだが、ジャーナリストらから会見の席で寄せられた質問は、それとは少し異なるテーマだった。今回出場させたという判断は、軽率なものではなかったのか?練習や試合前のウォーミングアップを撮影したビデオでは、デンベレは大腿筋裏をしきりに気にする様子が映し出されていたのだが…。

このことについて、バルセロナのバルベルデ監督は、「デンベレの負傷について、あれこれ考えたところで仕方の無いことだよ」と前置きした上で、ウォーミングアップから1つのシグナルを見て取れたのでは?との質問には「そもそも様々な部位を確認しながらウォーミングアップは行うもの。彼はスピードのある選手なんだ。ただあの時のアクションは大腿筋にとってはとても悪いものだったね。こういうことも起こるものだよ」と説明。

さらに「デンベレは若く、まだ筋肉系の負傷を抱えたことがなかった。だからどういった軽い痛みが、どのような可能性をもっているかなどを知らなかったのではないか」と、ベテラン選手ならば避けられたとの見方も示した。何がいったい大きな問題となったてしまったのか?だが今のとなっては、デンベレがこれから4ヶ月の離脱に入るということに変わりはない。「彼のような選手だと、チームの助けになれず怪我で離脱するというのは、大変な我慢を求められることになるだろう」と、バルベルデ監督は同選手の心情を思いやった。

ヴァツケCEOは例外条項の存在を否定

なおスペインのメディアが報じたところによれば、今回の負傷によりバルセロナ側は、1000万ユーロを節約することが可能だという。契約の中には、もしもデンベレが負傷で公式戦50試合に出場しない場合のための例外条項が含まれているとのこと。なおここまでデンベレは公式戦3試合に出場して1アシストをマークしていた。ただしドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、ビルト紙に対して「そんな例外条項など存在しない」と否定している。