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2017年09月21日

好調シャヒンとの定位置争いの燃えるヴァイグル「ブンデス初アシストを…」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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先週の日曜日に行われたケルン戦では、実に127日ぶりにブンデス1部のピッチへと戻ってきたユリアン・ヴァイグル。「まさに夢心地だったよ。これ以上のことはないね。みんなやりやすくしてくれたし、楽しんだよ。」と振り返った22歳の若きボランチは、「努力が報われた」ことへの喜びを噛み締めていた。

これまで特にキャリアを通じて大きな怪我をしてこなかったヴァイグルにとって、これほど長い間チームメイトの練習を見守り、自身は室内で個人練習を行うことは1つの試練となったようだ。「基本的にポジティブな性格だけど、落ち込んだね。誰にも会いたくないときもあったよ」

しかしそれから再びボールを使った練習を行えるようになり、徐々にヴァイグルの苛立ちはハードに取り組むことへの喜びへと変わっていったという。

トーマス・トゥヘル前監督時代では、「パスの精密機械」としてトゥヘル監督にとって欠かせない存在となっていた同選手だが、しかし今季ドルトムントは新たにペーター・ボシュ監督を迎え、心機一転出直しをはかっている。

「リハビリのときから、ほぼ全てのミーティングに参加しているし、息が合うまで時間はかかるだろうけどどういうプレーをしていきたいかはわかっているよ」とヴァイグル。2年前に2部1860ミュンヘンから加入し、一躍ドイツ代表にまで飛躍を遂げた22歳のボランチではあるのだが、しかしながら在籍から2年間で出場したリーグ戦61試合で、アシストはおろか、得点さえリーグ戦では1度もマークしていない。

そして現在は、ボシュ監督が掲げる攻撃サッカーにヌリ・シャヒンがうまくマッチしている印象を与えており、これから新たな戦術へ対応していくことになる。「それでアシストも決められるかもしれないよ」とヴァイグルはコメント。

その一方で「仲がいい」がライバルでもあるシャヒンに対しては、特に今はねたみなどは感じておらず、「お互いに切磋琢磨して、あとは監督の判断を仰ぐことになるよ」と意気込みをみせており、「ヌリはここ数年怪我に泣かされていた。でもここ数週間はチームにとってとても重要な存在になっている」と言葉を続けた。

これからはヴァイグルも同様に、チームのとって重要な存在となるべく、負傷を克服して復活を目指していくことになる。その機会は今週末にも訪れることになるかもしれない。


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