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2017年10月12日

高まる緊張感…ドルトムントファンがライプツィヒへ「シグナルを送る」と宣言

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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ドルトムント警察としては、今年の2月にドルトムントで行われたライプツィヒ戦の二の舞だけは避けたいところだろう。

基本的には評判の高いドルトムントのファンではあるのだが、前回の対戦ではライプツィヒのチームバスの阻害を試みたり、スタジアム周辺にいたライプツィヒのファンに暴行、さらにスタジアム内でも南側の立ち見席でも争いがみられた上、不適切なメッセージを記載した横断幕も複数みられた。

その結果ライプツィヒのファン6人と警察4人が負傷、4つの横断幕については最終的には法的手段にて訴えられることになり、さらに一連の騒動を受けてボルシア・ドルトムントは、その後に行われたヴォルフスブルク戦にて、名物となっている南側の立ち見席を無観客とする処分も受けている。


さらにドルトムントのファンサイトでは、「レッドブルの政策」と「マテンシッツ氏のプロジェクト」に対して、今回もひきつづき「シグナルを送る」ことを宣言するメッセージが記載されており、警察側は前回の237人体制から、約1000人体制にまで増強。

またライプツィヒ側のアウェイの観衆は、前回の8000人から3500人にまで減少しており、警察側は「今は騒動が起こるような雰囲気はない。」とみているものの、「前回は軽く考えていたこともあった」と反省の弁ものべており、「ファンの仮面をかぶった暴力集団から、両チームのファンを守る」と宣言した。

ボシュ監督「雰囲気など一変するもの」


その一方で今季から監督を務めるペーター・ボシュ監督は、ここまで開幕から6勝1分、バイエルンとの勝ち点差は5と上々の滑り出しをみせているところだが、クラブ公式でのインタビューにて「それに慢心するつもりなどない」と一言。「雰囲気など一変する可能性があるのだ。だからこれからも取り組み続けなくてはならない」と語っている。

ただし「上位につけていれば、何事でもやりやすさがあるのは確かさ」ともコメント。現在のポジティブな雰囲気をうまく活かしていきながら、「うまくいかないときでも、チームとして1つにまとまっていなくては」との考えを強調した。