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2017年11月17日

ドルトムント、フィジカル面での不足の声に、主将シュメルツァが反論

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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ここのところ公式戦7試合中、3部のクラブを相手に勝利下DFBポカール2回戦マグデブルク戦以外に勝利を収められていないボルシア・ドルトムント。そこで寄せられる主な批判は、ペーター・ボシュ監督が採用するシステムに関するものだが、もう1つ選手たちのフィジカル面における不足についても指摘がなされているところだ。

例えば昨季はトップ3にあった1試合平均のスプリント数をみてみても、ボシュ監督就任以降は昨季の225から204にまで減少。これは全体で11番目の成績でしかない。確かにトップスピードでの総走行距離は、1試合平均6.6kmとあまり大差はみられてはいないものの、その一方で特にホッフェンハイムやレヴァークーゼンなどが大幅な改善を見せている。

またそのトップスピードについても、昨季のドルトムントは全選手が平均31km/hを超えていたにもかかわらず、今季はいまだ30kmを超えていない選手も何人か存在。加えてチームパフォーマンスに目を向けても、第7節以降のリーグ戦では総走行距離が114.8kmから112.1kmへ。パス成功率は85.3%から80.1%へ、そしてポゼッション率も70%から61%へと大幅な低下が見受けられているのだ。

そこで今冬のバート・ラガツにて行われるトレーニングキャンプでは、その練習のハードさについても注目を集めることになるだろう。特に前任者のトーマス・トゥヘル氏と比較して負荷が減少した感が見受けられるのだが、しかし主将マルセル・シュメルツァはこのことについて反論を述べた。「1日に2度練習することや1回しかしない時だってあるもの。ただその時は練習はよりハードになるものだし、それがボシュ監督の下で起こっていること。まるで2回練習したような感覚を、練習後には感じるものだよ」と練習における密度の濃さの違いを強調している。

なおそのボシュ監督によれば、今週月曜には代表戦期間を利用して100分間にわたるタフな練習をこなしたとのことで、そもそもチャンピオンズリーグ出場などの過密スケジュールから、なかなかフィットネスの部分で追い込むことができないというジレンマもあるだろう。そんななかにおける改善策としては、ボシュ監督が先日指摘していたボランチの固定化など、これまでよりも選手のローテーションを減らしていくということも考えられるはずだ。


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