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2017年12月02日

スボティッチにチャンス?ボシュ監督が出場機会少ない選手達を賞賛

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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10月21日に出場した試合は、あくまであまりの緊急事態に陥ってのことだった。ソクラテス、エメル・トプラク、そしてダン=アクセル・ザガドゥが離脱に陥ったことにより、ペーター・ボシュ監督はセンターバックにMFユリアン・ヴァイグルと、かつてドルトムントの黄金期を支えたネヴェン・スボディッチを起用する。それは元セルビア代表にとって、実に584日ぶりとなる黄色と黒のユニフォームに身を包んでのプレーという意味でもあった。

長期に渡り怪我に泣かされ続けてきたスボティッチは、昨シーズンの後半戦からケルンへと移籍。実戦経験を積むことを目的としており、今夏には新たな移籍先も模索。しかし最後まで受け入れ先を見いだすことは叶わなかった。だがそこでスボディッチは決して腐れていたということはない。むしろそのトレーニングを行う姿は評価されており、にも関わらず彼の定位置は観客席にあるという矛盾が続いていたのである。だがそれも今週は状況が変わってきたようだ。

前節の宿敵シャルケ戦では、ドルトムントはホームの観客を前にして4点差を追いつかれれるという醜態を晒しており、特にその中では不測の事態にも即座に対処し、チームを牽引する、かつてのセバスチャン・ケールのような選手の不在による穴が見て取ることができた。

しかしスボティッチはそんなチームに対して、さらなるメンタリティと、おそらくは安定感、そしてゴール前での空中戦の制圧にプラス材料をもたらしてくれることだろう。「僕はとにかく戦うのみ、そしてアピールをしていくだけだよ」とスボティッチ。いっぽうでボシュ監督は、プレスカンファレンスにて、ここまであまり出場機会をえられていない選手に対する賞賛の言葉を送った。果たして指揮官はどのような決断を下すのだろうか?


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