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2018年01月08日

ドルトムントバス襲撃事件の初公判「殺人の意図はなかった」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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ボルシア・ドルトムントのチームバスが、3つの爆発物によって襲撃された事件に関する初公判が行われた。ドルトムントの陪審裁判所にて、実行犯であるロシア系ドイツ人のセルゲイ・W被告(28)は、「自分がとった行動について、深く後悔している」と述べ、今回の爆発物が「人に危害を与えるものではないと思っていた」と、殺人の意図がなかったことを主張した。

起訴状によれば、今回の事件は株の急落を目的とした金銭目的の犯行であり、4月はじめに数万ユーロを借り入れしていた同容疑者は、事件が起こる二日前から、同じホテルに宿泊。そして事件当日の4月11日に15000枚のプット・オプション(売り付け選択権)を購入し、6月17日までは指定価格で売却可能となる権利を取得していた。これにより50万ユーロ以上の利益を得ていた可能性があるという。

この爆発により警察官1人が負傷、さらにバスに乗っていたマーク・バルトラが右手の骨折と、腕に入った破片の除去のために病院にて手術を受けている。

その後イスラム過激派を装った犯行メモが発見されたが、数週間にわたってバーデン=ヴルテンベルク州のフロインデンシュタット、ロッテンブルク、チュービンゲン、そしてハイターバッハにて行われた捜査の結果、事件から10日後にロインデンシュタット出身のセルゲイ・W容疑者を拘束した。


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