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2018年01月22日

ヴェンゲル監督がツォルクSDの批判に反論

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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クリスタル・パレス戦での勝利後、特にピエル=エメリク・オーバメヤンに関して新しい情報はアーセン・ヴェンゲル監督から語られることはなかったのだが、その一方でドルトムントのミヒャエル・ツォルク氏からの批判に対しては驚きの表情を浮かべている。

先日ツォルクSDは、ヴェンゲル監督がオーバメヤンについて語った内容について「敬意を欠いたものだ」と指摘、「アーセン・ヴェンゲル監督は、自分たちの選手ことでもっとやるべきことがあると思うのだがね」と言葉を続けた。

だがこれに対してヴェンゲル監督は、「いったい私が何を言ったというのかね?ただ何も言うつもりもないし、ノーコメントだといっただけだ。だから驚いているよ。まるで駆け引きでもやっているように私の目にはうつるよ。ただそのことは知らない、そういっただけだ」と反論している。

しかしながら実際に話した内容は、これとは大きく異なるものだった。騒動が尽きないオーバメヤンの性格が、アーセナルにマッチするかとの問いに、同監督は明確に「イエス」と返答。それからの表現方法自体は、一般論ではあるが「そういった性格は、非常にポジティブに影響するか、逆に非常にネガティブに影響するかどちらかだ。ただその選手のキャリアを振り返ってうまくいっているのであれば、そのキャラクターはポジティブに影響しているといえるだろう」と述べている。

ただしいくつかの英国メディアでは、この発言のニュアンスが正確に伝わっていないとの見方を掲載しており、性格に関するコメントもあくまで一般的な言い方であって、オーバメヤンに賛辞を送るものではないとしている。


なお先日はバイエルンのユップ・ハインケス監督が、オーバメヤンの移籍騒動と一連の行動を受けて、昨今のサッカーにおける倫理の欠如と、そういった選手たちを獲得に行くクラブに対して「自分たちにもまた同じことをするかもしれないんだ。私なら最初からこういう選手など獲得しない」とコメント。さらにフランクフルトのニコ・コヴァチ監督も、kickerとのインタビューの中で以下のように苦言を呈した。

「この社会、メディアにもいえることだろうが、いったい正義とはなんなんだ?あんなことに賛成などできるわけがないだろう。いったい着地点はどこになるんだろうね?まるでカオスだ。そのうちやりたい時に、やりたいように選手がきて、練習を行うようになるぞ。自分の都合で来たいとか、そんなことがどこで通じるというんだ?責任感はもうないのか?契約は?誰からサラリーをもらっているんだ?以前はちゃんと重んじられていたというのに、今は5年契約でもまるで半年くらいのものとしか考えていない。これは問題だよ。まして無断で来ないなど、クラブをバカにしているのか。」


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