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2018年02月12日

ドルトムント、シュテーガー監督との延長も視野に

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現在も引き続きケルンに居を構え、高速道路を利用してドルトムントに足繁く通っているペーター・シュテーガー監督。昨年12月に就任した際には、その契約期間は今季いっぱいまでの半年間であることが明かされており、来季の構想としてはホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督招聘を既定路線として考えているとも見られているところだ。

だがハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは「誰とも約束などしていない」とコメント、「シュテーガー監督はこれまで無敗を継続している。もしもこのまま負け知らずでいくならば、それを継続していかないのは愚かだといえるだろう。彼に満足しているし、とてもいい監督だと思う」と、契約延長を視野にいれていることを明かした。

ここ2試合ではケルン、そしてハンブルクから勝利を収めるなど、就任からリーグ戦7試合で勝ち点15を獲得。ロケットスタートから、突如として2ヶ月にわたり未勝利が続くなど、浮き沈みの激しい前半戦がつづくなかで、シュテーガー監督はチームに安定感と自信、そして落ち着きもたらしている。

「我々としては大きな目標を達成しなくては」とヴァツケ氏。課されるタスクはCL出場権の確保だ。「もしもまた秋口のような不振に陥ってしまえば、契約の延長なんて話もでてこなくなるものさ」と言葉をつづけた。

実戦復帰果たしたロイス「まだこれから」


また週末に行われたハンブルク戦では、長期離脱が続いたマルコ・ロイスが先発で復帰を果たした。試合後、ロイスは「確かに僕たちは最高のパフォーマンスをピッチで見せられたわけではなかった。でも今の僕たちが置かれている状況では、勝ち点を積み重ねていくということがとても重要なんだよ」とコメント。

だが「ケルンでははじめていいリアクションを見せることができたし、ここホーム戦では決していい戦いぶりではなかったとはいえ、意欲的な姿勢をみせることはできていたと思う。でももっと前線でプレッシャーをかけていって、早いうちに2−0としなくてはならなかった。まだまだ課題が山積みであることは、僕たちもわかっているよ。」と言葉を続けている。

またこの試合で再び得点を決めたミシー・バチュアイも、「とても嬉しいね。でも何より重要なことは連勝して、順位表の上位に顔を出せているということ。」と強調。「今日の試合についてはもういっかいチェックして、何がよかったか悪かったのかをみていく。そしてアタランタ戦ではもっといいプレーをみせたいところだね」と意気込みをみせた。

初先発でアピールに成功したアカンジ



さらにこの試合では、今冬加入のマヌエル・アカンジが初先発を果たしている。今冬にバーゼルから加入した若きスイス代表は、ソクラテスとトプラクによるドルトムントのセンターバックコンビの壁の前になかなか出場機会を得られなかったものの、そのソクラテスが累積警告で出場停止となった恩恵をうけ、前節では試合終盤からブンデス初出場。そして今節は初先発でフル出場。

そのなかでも特に目を引いたのが92%をほこったパス成功率であり、定評のあったビルドアップのクオリティに加え、テクニックやフィジカル面でもいいところを見せていた。アカンジは「新しいクラブに来たから時間がかかることはわかっていたけど、試合当日になればプレーしたいと思うもの。それがいまは訪れたんだ」と喜びのコメント。

ただし木曜日に行われるアタランタとのヨーリロッパリーグでは「チャンピオンズリーグに出場している」ために、ミシー・バチュアイとの両天秤にかけられることとなり、「うちにはイサクしかCFがいなかったから」と、選出されなかったことについて理解を示した。だがその後のリーグ戦ではベテランCBコンビのうちの一人に休養を与える形で、ふたたびアカンジにチャンスが訪れる可能性もあるだろう。


 


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