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2018年04月09日

バイエルン戦での大敗後の勝利も、シャヒン「言うべきことは言わないと」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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次節に行われる宿敵シャルケとのレヴィアダービーでは、今節の結果により勝利を収めれば、順位を逆転できる状況を作りだすことに成功したボルシア・ドルトムント。だが週末での勝利にも、ヌリ・シャヒンは自身の考えを明確に強調した。

0−6という大敗でおった傷はそう簡単に癒えるものではない。それは日曜午後に行われたシュトゥットガルト戦でホームに詰めかけた観衆が目の当たりにしたものだ。ミュンヘンで見せた不甲斐ない敗戦につづき、選手たちはまたしても覇気を欠いたプレーを露呈。一体感など微塵もみられない戦いぶりを見せていたのだが、しかしそれでもクリスチャン・プリシッチが、自身のセンタリングのミスから不意に先制ゴールを決めるという幸運に恵まれ、それからは、特に後半ではドルトムントは息を吹き返している。

「こういった得点が必要だったのかもしれないね」と、TVのインタビューの中で笑顔をみせて振り返ったヌリ・シャヒン。「あれは大きかったよ」それまではファンからは厳しい声もあがっていたものの、素晴らしいコンビネーションも垣間見せて盛り上げる場面も見受けられた。

確かに最終的にみれば、今回の勝利は内容に見合ったものだったとはいえるだろう。「でもその前について」は、シャヒンは厳しい表情を見せており、「まだまだ改善していかなくてはならないことが山積みだ。それが事実だよ。このことははっきりと口にしていかないといけない」とコメント。ただメンタリティの不足について言及することはなかったが、「今日でも言えることだけど、決してそんなにいいプレーだったわけではない」と述べている。

そのためには今は全力を尽くし、チャンピオンズリーグ出場権を獲得できるようにすること、来週の宿敵シャルケとのダービーで2位を奪いたいところだ。そしてシーズンを終えたときに「厳しく分析していかなくてはならないだろう」とシャヒン。「そのなかで、僕たち選手たちのことがリストの上位にくるはずだ」

ただ今のところは「選手を獲得する時期でも、選手を放出する時期でも、選手を育てていくような時期でもない。今はみんなの力が必要なんだ。そのことをドルトムントのみんなに声高に伝えたい。そうすれば僕たちは目標を達成できるだろう。」との考えを示し、「そのあとで厳しい分析をすることになる。それは僕たち選手にとっても同じことだ」と言葉を続けた。

2025年までに他のクラブが優勝する?ヴァツケCEO「そう確信している」



果たして2025年までの間で、バイエルン以外のクラブが優勝することなどあるのだろうか?このkickerの質問に対して、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは

「そう確信している。バイエルンだって、なんでもかんでもうまくやれるわけではない。サッカーではつねに大きな転換はあるもの。1つのクラブが独り占めするようなことなどないよ」とコメント。これにはグラードバッハのシュテファン・シッパース代表やニュルンベルクのミヒャエル・メースケCFOも同調したが、しかしながらアイントラハト・フランクフルトで役員を務めるアクセル・ヘルマン氏は「存在しないだろう」と返答。これからさらに7連覇が続くとの見方を示している。

またシャルケのペーター・ペータースCFOは「バイエルン以外のクラブが優勝?それは難しいだろうね。全く可能性がないことはないだろうが。そのためには半分のクラブが本当にいい戦いができて、しかもバイエルンが何かまずいことでもしないとならないだろうが」と語った。


 


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