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2018年04月24日

窮地に追い込まれたドルトムント主将シュメルツァ。メンバー外の2つの理由とは

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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土曜日に行われたバイヤー・レヴァークーゼン戦では、チャンピオンズリーグ出場権獲得をめざすボルシア・ドルトムントとしては非常に貴重な勝利を手にすることとなったのだが、しかしながら主将のマルセル・シュメルツァはその様子を観客席から見守っていた。

試合開始前にドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDは、その理由について歯に衣を着せぬコメントで明確に説明している。「彼がチームの助けになるという気持ちが持てなかったからだ」さらにペーター・シュテーガー監督も「これは私が下した決断だ。これは1つのメッセージだよ。たとえ主将であっても特別扱いはしないということ。ここのところは決していいパフォーマンスをみせていなかったからね」と述べ、今季限りで現役引退を表明しているロマン・ヴァイデンフェラーに続く最古参の選手に対して厳しいコメントが浴びせられた。

確かに今シーズンのシュメルツァは、決してそこまで多く納得させるようなパフォーマンスをみせてきたわけではない。負傷の影響もあって、この日まで今季リーグ戦30試合のうちわずか16試合のみに出場。最近ではシャルケとのレヴィアダービーにて低調なパフォーマンスを露呈したのだが、だがそれでもシュメルツァはこれまで、体調面で問題さえなければ常にピッチに立ち続けてきた選手だ。だがシュテーガー監督もこの日、センターバックを本職とするマヌエル・アカンジを、不慣れなサイドバックへとスライドすることを決断。それがうまくはまり、この日はkicker採点2という好パフォーマンスで期待に応えている。

そしてkickerが得た情報によれば、今回のシュメルツァに対する決断は、何もパフォーマンス面だけを考慮してのものではなかった模様。最近のシュメルツァは言葉数が少なくなってきており、その姿勢にはブレが生じてきていたために、クラブの首脳陣はチームを率いるにはふさわしくない状態にあると判断。さらにこの日にみせたチームのパフォーマンスからしても、シュメルツァの先発復帰は全くもって不透明となったといえるだろう。シュテーガー監督は「これからの1週間は、シュメルツァにとって決して容易な時間とはならない」との見方を示した。


 


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