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2018年05月11日

奮起を期すドルトムント、香川真司が得点力をもたらすか?

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バイエルンとの頂上決戦で0−6と大敗を喫した後に、シュトゥットガルト戦でみせた3−0での勝利。宿敵シャルケとのレヴィアダービーで0−2と敗れた後に見せた、レヴァークーゼン戦での4−0という快勝。「これまで我々は常に、不甲斐ない戦いを露呈した後で、いいリアクションを見せてきたんだ」と、ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDはコメント。もし今回、ホーム最終戦でマインツに敗れた雪辱をここホッフェンハイムで晴らすことができれば、ドルトムントはチャンピオンズリーグ出場権獲得という形で、この目まぐるしかったシーズンを「少なくとも良い形では締めくくることになるだろう」。

さらにドルトムントにとって好材料のデータはそればかりではない。現在監督を務めるペーター・シュテーガー氏就任以来、ドルトムントはいまだ連敗知らずであり、さらにCL出場権獲得のためには、たとえ試合に敗れたとしても0−1であれば自力で出場圏内に留まることが可能なのだ。だが逆にいえば、今回対戦するホッフェンハイムもCL出場権獲得がかかる立場にあり、「ものすごい巡り合わせではあるよね」とツォルクSD。一方で同じくCL出場がかかるレヴァークーゼンの相手は、すでに残留が確定したハノーファーだが、ツォルクSDは「しっかりと存在感をみせてほしい」と期待感を示した。

そしてこの試合で助けとなる存在になる可能性があるのが、負傷離脱による長期離脱から復調を果たした香川真司である。もしもシュテーガー監督就任時のウィナーは誰だったかと思い起こすならば、即座に香川真司の名前を浮かべることだろう。29歳の攻撃的MFはトーマス・トゥヘル氏やペーター・ボシュ氏の下では重要な役割を担うまでには至らなかったものの、シュテーガー監督が昨年末に就任するとコンスタントにそのパフォーマンスを発揮。リーグ戦7試合で3得点2アシストをマークする活躍を披露している。

「あの時期は、本当に真司は効果的なプレーを見せていたよ」とツォルクSDはコメント。だがその矢先に行われた2月10日のハンブルク戦にて、香川真司は足首を負傷しこれまで欠場を余儀なくされることになる。だがここのところドルトムントでは中盤を担うMFによる得点という点では「ちょっとうまくいっていない」ところであり、香川真司離脱後の11試合でゲッツェダフード(8試合)、そしてシャヒン(3試合)がそれぞれ無得点1アシスト、カストロ(4試合)やヴァイグル(8試合)は得点もアシストも記録していない状況だ。果たして今季最終節で香川真司は、離脱前にみせていた得点力を再びチームにもたらすことができるだろうか?


 


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