ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2018年05月11日

香川真司、CL出場とW杯出場を賭けた大一番へ

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


明日土曜日にチャンピオンズリーグ出場権を賭けて、4位ホッフェンハイムとの直接対決に臨むボルシア・ドルトムント。この試合では長期離脱が続いていた香川真司が復帰する可能性があり、そこでチームの目標達成を後押しする存在となる可能性もあるだろう。

だが現時点でギリギリのところまで追い込まれているのは、何もドルトムントだけではない。香川真司自身もまた、今夏にロシアで行われるワールドカップにむけて代表から落選する危機に瀕しているのだ。

先日ヴァイッド・ハリルホジッチ氏の後を受けて代表に就任した西野朗監督は、4月おわりからヨーロッパへの視察を行い欧州組をチェック。だが「少なくとも練習をしているところは見れると思っていた」という香川とは、指揮官は話し合いを行なっており、「W杯へ気持ちの強さは感じるがギャップがある」とコメント。「2月から実戦から遠ざかって」おり、間に合わない可能性があると、むしろ不安を払拭できなかったことを明らかにしている。

だがその一方で、日本人選手として、ブンデス歴代最多得点数(41得点)を誇るテクニシャンは、その離脱をする直前まではむしろ好調なパフォーマンスを披露。特にペーター・シュテーガー監督就任からは、その初陣でゴールを決めるなど欠かせない存在として活躍しており、まさに監督交代によるウィナーに数えられるほどの存在感を示していた。

しかしながらその矢先の2月10日に行われたハンブルガーSV戦にて、足首を負傷して長期離脱。これまで離脱を余儀なくされており、さらにチームの方も香川離脱と共に、それまでの良い流れに陰りを見せる結果となってしまっている。

そんななかで明日土曜日に行われるリーグ戦最後の試合は、敵地ホッフェンハイムにて、チャンピオンズリーグ出場権を争うチーム同士による、あまりに大きな意義をもった重要な一戦だ。

そこで長期離脱あけとなる香川真司が活躍をみせることができれば、目まぐるしいシーズンを強いられたチームに、せめてもの救いとなる最後の目標達成をもたらすだけでなく、疑問を抱く西野代表監督に向け、ワールドカップ出場へ十分に復活を果たしたことへのアピールにも繋がっていくことだろう。

つまり香川にとってまさに二つの意味で、大きな正念場を迎えることになった。その注目のホッフェンハイム戦は、明日土曜日の現地時間15時半、日本時間では22時半からのキックオフだ。


 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報