ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2018年07月07日

ドルトムントのヴァツケCEO「タイトル獲得を夢見てはいない」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


ルシアン・ファヴレ新監督の就任会見に出席したハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、同氏に対して惜しみない賞賛の言葉を送った。昨年に解任となったトーマス・トゥヘル監督の後任として「招聘を希望していた」ことを明かし、「しかしニースからの許可がでなかったんだよ」と言葉を続けている。

そしてそれからの1年の間で、ドルトムントは二人の監督を招聘することになったのだが、金曜日には晴れて招聘を切望していたファヴレ氏の就任会見が行われている。「長い間、とてもいい話し合いができていたんだ」その言葉は「サッカーの専門家」としてのファヴレ氏への評価を裏付けるものだといえるだろう。

そしてマネージャーを務めるミヒャエル・ツォルク氏が、ファヴレ監督のアシスタントを務めるコーチ陣の発表を行う前に、ヴァツケ氏は「基本的に」目標に関する質問を差し控えるようにお願いしている。「それはルシアン・ファヴレ氏に、現実離れしたような期待値で過度は負荷をかけたくはないからだ。このクラブの大きさもわかっているし、ここの人々にとってどれほど大きな存在かもわかっている」だからこそ「時には非現実的な」ことまで出てきてしまうこともあるのだ。

そしてヴァツケ氏は、1つのシーズンの目標を掲げている。「みなさんは、選手がすこし気の抜けた合間を突いて、タイトルを獲得したいという言葉を引き出そうとするものだろうが、しかし我々はそんなことは夢見ていない。現実的な期待をしている我々の目標はこれまで通り、チャンピオンズリーグ出場権の獲得だ」

そこでまずは新シーズンにむけ、昨季の分析をしっかりと行っていくということ。チームに磨きをかけていくことによって、ドルトムントとファヴレ監が「新たな船出」に出航することができると考えているが、ただその一方で「我々が思っているような」チーム作りのためには、「移籍市場を2度経なくてはならないだろう。一気にやってしまうものではない。それを試みるには、市場の温度はあまりにも熱すぎる」とも指摘している。


  • ブンデスリーガ・各チーム情報