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2018年08月07日

アクセル・ヴィツェルがドルトムントの練習に初参加

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 まるでそれは、サンタクロースの到来を待ちわびる子供達のような雰囲気だった。数多くの人々が木曜午後にカメラを構え、遂にお目当のアクセル・ヴィツェルが16時31分に登場。豊かなな頭髪でヘルメットの装着に少し苦労した後、自転車にのって最終組に混じって練習場へと出発した。

 そして16時46分には、ピッチ上でルシアン・ファヴレ監督からフランス語で指示を受けながらトレーニングを実施。拍手が起こるなか、合宿地に詰め掛けてくれたファンたちへ、ヴィツェルは感謝の気持ちをこめてウィンクを送る形で表現している。

 ドルトムントの首脳陣がチームのウィークポイントの補強として白羽の矢を立てた選手こそ、29歳のベルギー代表MFだった。「昨シーズンの分析のなかで、あまりにも簡単に相手にやられてしまう試合が見受けられた。」と、ミヒャエル・ツォルクSDはコメント。「抵抗力があまりに不足していたんだよ。それに選手たちへ「ここで立て直そう、そうじゃないと落ち込んでしまうぞ」というようなリーダーシップが不足していたんだ。それをアクセル・ヴィツェルに期待している。彼は国際経験豊富で、落ち着いた雰囲気を醸し出す選手だ」と期待感を示した。

 なお今回の獲得に際しては、例外条項に定められた移籍金2000万ユーロにて迎え入れており、これにより今年に入ってからドルトムントは冬と夏を合わせて1億ユーロを戦力へと投じたことになる。ただ確かに売却金額は1億700万ユーロと若干上回ってはいるのだが、しかしながら税金や、該当選手の古巣への支払いなども考慮しなくてはならない。

 またヴィツェルは今夏にロシアで行われたワールドカップにて、ベルギー代表の主力として3位でのフィニッシュに貢献。先日までイビサにて夏季休暇を過ごしており、ブンデス開幕戦のライプツィヒ戦にむけてはちょうど4週間ということから、ギリギリといったところか。


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