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2018年08月18日

ドルトムントのケール氏「監督はどのシステムにどの選手が最も効果的か見極めている」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 今季最初の公式戦となる、ドイツ杯初戦2部フュルト戦を前に、今週ルシアン・ファヴレ監督は、これまでドルトムントではみられていなかった、シャトル=ランニング=テストを実施。

 ある一定の区間を、自動的にシグナルが送られ、指示された速度以上で走りきれれば次のラウンドに進めるというものプリシッチや新加入のヴォルフらが、最高時速22kmまでクリアしていた。

 この様子をヴァツケ代表らと共に、興味深くチェックしていたセバスチャン・ケール氏は、「ファヴレ監督はいま一度、選手たちの状態についてチェックしたかったんだよ」とコメント。それからは徐々に練習の激しさは軽減され、「プレーのキレに重点が絞られるいくことになる」と言葉を続けている。

  なお現在のチームの状態について、ケール氏は「うまく、集中的にトレーニングができたと思うし、かなりのところまで来れているという印象だ」と述べ、「今回の準備期間では、どの選手も素晴らしい取り組みを見せているよ。確かに選手数は多いのだが、それでもうまくできた。どの選手もチャンスがあると考え、そしてハードに取り組んでいる。いい準備期間を過ごせている、そういえるだろう」と付け加えた。

 そしてフュルト戦に向けては、「我々は月曜日の試合で、成功をおさめる必要がある。いい形で新たなブンデスリーガのシーズンの幕を切るためにね」とコメント。「フュルトはリズムをつかんでいる一方で、我々はまだだ。激しい試合となるだろう。しかし我々もいい準備ができたと思うし、確かに1つのチャレンジだが、勝利を収められるだけの力をもっていると自負している」と意気込みを示している。

 ただまだいくつかの疑問点も。例えば攻守のバランスをとることがその1つであり、ファヴレ監督も重要事項の1つとして取り組んでいるところ。ケール氏は、守備とビルドアップにおいてファヴレ氏が「異なる考え」を有しており、「我々としても、もっと得点チャンスを作り出さなくてはならないと、こだわりをもっているわけではない」と説明。

  そのなかでシステムについてもまだ不透明となっており、準備期間では4−3−3システムを採用する様子が多く見て取れたが、ラツィオ戦では4−2−3−1システムによって守備が安定していた。「監督は今のところは、どのフォーメーションが合うのか、そしてどの選手が最も効果的かをチェックしているところだ。」と語り、「監督は複数のシステムを採用したいと思っていると思うよ、異なる状況に対応できるようにね」との見方も示した。


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