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2018年09月11日

ヴァイグル、ヴィツェルとの共存に自信

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 確かにユリアン・ヴァイグルは昨シーズンでも、開幕前の準備期間で負傷を抱えたために出遅れる結果となった。しかし今回との大きな違いは、足の骨折という具体的な診断と、リハビリプランと、そして復帰時期が明らかになっていたということである。昨シーズン終盤に内転筋を負傷した同選手は、「いつよくなるのか、痛みがぶりかえすのか、負担をかけたらどうなるのか」という、不安との戦いの日々を過ごすことになったのだ。「かなりピリついていたと思うよ」

 回復は緩やかな曲線を描きながら、時には停滞の時期も味わいながら、ヴァイグルは我慢強く回復のときを待った。「とても辛かったよ」。だがリハビリに入ると、特に問題のあるような反応も、負傷がぶり返すような様子も見られることはなく、最終的には「すべて順調に事が運んで」実践へと復帰。ここまでU23で2試合、先週末の3部オスナブリュックとのテストマッチでは先発出場も果たした。

 「僕にとって、監督に徐々に復調へと向かっていると示す事ができたことは重要なステップだよ。」とヴァイグル。体調をまず万全にすること、そしてパフォーマンスも100%の状態に戻すこと。「本来の自分のレベルに持っていくためには、今は実践が必要になってくるんだ。そしていつかチャンスは巡ってくると信じている。タフなスケジュールの時には、どの選手にだってチャンスはあるよ」

 ただしドルトムント加入から3年に渡って確保してきたボランチの位置には、現在は今夏に加入したアクセル・ヴィツェルが先発出場しているところだ。しかしこの状況にもヴァイグルは非常に落ち着いた様子で、「問題はないよ。チーム全体にとっていいことさ」とコメント。「彼は確かな落ち着きとクオリティをもった選手」であり、浮き沈みの激しい昨季にはいなかった「豊富な経験をチームにもたらすことができる選手だ」と言葉を続けている。

 またヴィツェルvsヴァイグルという構図について、ヴァイグルはトレーニングではヴィツェルとのボランチコンビが「うまく機能した」と自信ものぞかせており、対戦相手が「ポゼッションをしてくるのか、闘志むき出しでくるのかにもよるだろうけどね。監督としてはうまくパズルを組み上げていくはずさ」との考えを示した。
 


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