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2016年05月21日

ルスに主将を譲ったマイアー。指揮官はチームの一体感を評価

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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前日に副主将マルコ・ルスが腫瘍を抱えていることが判明したアイントラハト・フランクフルト。土曜日に行われた入れ替え戦1stレグでは、主将のアレックス・マイアーが膝の手術による長期離脱から先発復帰したが、それでも引き続きルスがキャプテンマークを巻いてプレーしたことについて、コヴァチ監督は「試合前にマイアー、ルスと3人で話し合いをしたんだ。そしてアレックスはルスに、「お前がキャプテンだ。お前がつけるかを決めろ」と伝えたんだよ。彼はルスにつけてほしかったんだ。チームの一体感を示しているね」と説明した。


だが試合は、「我々は試合を通じてコントロールしていたし、うちの方が上回っていた」と振り返るように、支配率67%を誇りながらも、ルスのオウンゴールでアウェイゴールを許す苦しい展開に。


19 05 2016 xjhx Fussball 1 Bundesliga Relegation Eintracht Frankfurt 1 FC Nuernberg emspor vチームメイトのオチプカは、「キレのあるセンタリングが入れば、そういうこともありえるさ」と擁護し、コヴァチ監督は「うまくいかないときには、本当にうまくいかないものだ。だが疑心暗鬼になりがちなところで、むしろ結束していた」と評価している。


またこの試合ではまだ本調子ではなかった昨季得点王マイアーは、「結果は内容に見あったものではない。でもOKとしないと、リードされながら追いつけたのだから。それは重要だ。もしもこの試合ののように優位に進めていれば、僕たちは結果をつかめるさ」とあくまで前を向き、コヴァチ監督は「もっと具体性をもってプレーしないと」と選手達に要求。「今回の試合は確かにショックだが、これまでに私は多くの経験をしているし、こんなことで白旗をあげるわけではない。ニュルンベルクは試合を抑えようとしてきていたし、それは第2戦でも同じことだろう」との見方を示した。



なおこの試合で警告を受けたルスは、セカンドレグは出場停止となる。


19 05 2016 xjhx Fussball 1 Bundesliga Relegation Eintracht Frankfurt 1 FC Nuernberg emspor vヴァーラー監督とシェファーが謝罪


ファーストレグの試合前、相手指揮官のヴァイラー監督が、ルスの病気の前日の発表に疑問を投げかけ、相手主将のシェファーが「本当にそんなに酷い病気ならプレーできないんじゃないか」とまで発言していたが、これに対してコヴァチ監督は「検査の結果は試合の前日に届いた。たしかに随分と遅かったとは私も思うが、残念な気持ちで夜と迎えたし、プレスに向けて発表しなくてはならなかった。これがメリットになるわけがないさ」と反論、「12年来」の仲であるマイアーも「チーム全員が衝撃を受けていた」と明かした。


そしてヴァイラー監督はその後に発言を撤回し、「ルスやフランクフルトに対する批判ではない。ただ前日にこういうことを発表するということが、あえて利用したのではないかと思ったのだ。ただ詳しい経過を知らなかったし、ルスやフランクフルト首脳陣には発言について釈明している」と語り、シェファーも「僕の発言は馬鹿げていたものだったし、ただ謝るしかない」と謝罪している。

 


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