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2017年03月17日

フランクフルト守護神「いいクラブから話が来たら考える」

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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2015年夏に、パリSGへと移籍したケヴィン・トラップの後釜として、ブロンビュIFからフランクフルトへと加入したルーカス・フラデツキー。オーストリア代表リンドナーとの後継者争いを見事に制し、ここまでブンデス57試合に出場してきたフィンランド代表は、今季も23試合でプレーしてkicker採点平均2.91をマーク。守護神としてチームを支えている。

そんな27歳のGKとの契約期間は、2018年まで残されており、フランクフルトとしてはぜひとも契約延長にこぎつけたいものの、マネージャーのボビッチ氏はまだ成功を手にするには至っていない状況だ。

このことについて、フラデツキーは「そんなに焦ってはいないし、ゆっくりと考えるよ。フランクフルトがどう発展していけるのかを実感できる必要もある」と説明。「あといいクラブから声がかかれば熟考することにはなるだろうね。フランクフルトもいい道を歩んではいるけど、でも毎年欧州の舞台に立てるかどうかまでは確信はもてない」と言葉を続けた。

その候補の1つとなるであろうプレミアリーグについては、それぞれブンデスでは先発GKを務めていたツィーラーとカリウスがそれぞれベンチを温める日々が続いているところだが、プレミアへの移籍についてはフラデツキーは「たぶん、僕はプレミアには合わないんじゃないかな。そもそもプレミアでプレーすることが夢だったわけでもないし」とコメント。

そもそもマネーゲームだけでは、フランクフルトとしては延長までは納得させることは困難であり、できる限り将来性豊かな内容を提示し説得したいところ。

ボビッチSDは、「金銭的に限界までいくこと、そしてチームにおける彼のステータスの高さをアピールすることだ」と述べ、「このチームのリーダーの一人であり、素晴らしい成長を見せてきた」フラデツキーとの延長を切望した。

ただ2019年まで契約を延長した直後に、パリSGへと移籍したトラップのように、契約延長がそのまま、長期的にプレーし続けるという保証の意味をなすわけではないことも確かである。

なおバックアッパーを務めるリンドナーについては、契約は今季までとなるが、ボビッチSDは「もっとプレーすることを希望している。それは彼の年齢では当然のことだ」と退団を示唆することを発言。しかしリンドナー自身は以前に、フランクフルトで居心地よく過ごしていることをアピールしていることからも、フラデツキーの動向次第では一転して残留という流れもありそうだ。


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