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2017年05月26日

コヴァチ監督がトゥヘル監督を擁護「お金が人々を狂わせている」

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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入れ替え戦による劇的な形でのブンデス1部残留から1年。今度はタイトル獲得がかかったDFBポカール決勝の舞台へと臨むニコ・コヴァチ監督。

一方で相手指揮官トーマス・トゥヘル監督は現在、去就問題にゆれている最中にあるが、そんななかでコヴァチ監督はトゥヘル氏に対して、惜しみない賛辞の言葉をおくった。

「トーマス・トゥヘル監督はとてもいい仕事をしていると思うよ。ドルトムントでもマインツでも、チームを非常に成長させた監督だ」

これまでトゥヘル監督就任からは、ドルトムントはタイトル獲得はなく、国際舞台でも思うような結果を残せていない。さらに今季は昇格組ライプツィヒにかわされただけでなく、昨季に最下位争いを演じていたホッフェンハイムにも肉薄される苦しいシーズンとなった。

それでもコヴァチ監督は、「昨シーズンはドルトムントは、ブンデス史上最強の2位だた」と評価。「ELでは不運な形でリヴァプールに敗戦してしまったが、ポカールでは決勝に進出しているし、今年も同じくらいに結果を残している。ただリーグ戦ではライプツィヒが良すぎたがね」との見方を示している。

その一方でむしろ、監督に対する重圧が昨今では非常に増してきていることに苦言を呈しており、「バイエルンでもアウグスブルクでも、監督というのは日々プレッシャーが増してくるもの。しかしどのクラブでも優勝したり、CLに出場できるかのうような考えは間違いだ」と述べ、「むしろこれほどのプレッシャーのなかで正しい方向に向かえているかをみるべきだ。かつても今と変わらないかんじだったが、ここまで早く監督にプレッシャーがかかるわけではなかった。お金がより絡むほどに、みんながまるで病気にでもなってしまっているかのようだよ。合理的に考えられなくなっている」と言葉を続けた。


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