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2017年05月29日

メドイェノヴィッチ、一転して契約延長も?

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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おそらくポカール決勝のスタメン発表時には、スロボダン・メドイェノヴィッチの名前が含まれていることに多くの人が目を疑ったことだろう。26歳のセルビア人ボランチは、相次ぐボランチの離脱者の影響もあり、昨季の第26節以来となるカムバックを果たしたのだ。

試合後、コヴァチ監督は「メドはとてもいいプレーを見せれくれていたよ。落ち着きをもたらし、スペースもうまくうめていた。正しい判断だったね」と自画自賛。契約は今季までとなっており、残留の可能性について「その質問がきてもおかしくはない」と認めた指揮官は、「これからしっかりと分析して、正しい判断を下したい。メドはまさにプロという選手だ。医師などの話にも耳を傾けたい」と言葉を続けた。

一方のメドイェノヴィッチは、「これだけ苦しい時間を過ごしたあとだけに、素晴らしい瞬間だったよ。このチームの一員であることに感謝している」とコメント。「たとえ移籍することになろうとも、この時間は僕にとって大きな名誉だ。チームメイトは人間性も素晴らしいし、知り合うことができて嬉しくおもっているよ」と考えを示している。

「これだけ負傷に見舞われて力を発揮できないことは残念だけど、でもこの町もこのクラブも本当に素晴らしいよ」

選手層の薄さが敗因?

だがこの試合での勝負の分かれ目となってしまったのは、やはり選手層の差ということになってしまった。確かに両チームともに手負いの状態ではあったものの、負傷から回復したばかりのシュメルツァとロイスを交代する事態に追い込まれても、トゥヘル監督は後半からゴンザロ・カストロとクリスチャン・プリシッチを起用。カストロは攻守のバランスをもたらし、一方のプリシッチもチームに勢いをもたらしてPK獲得にも成功している。

しかしフランクフルトが切れたカードは、まだ経験の浅いタワサとブルーム、そしてまだ万全の状態にはないアレックス・マイアーだった。特にフランクフルトでは、オフェンスを牽引するファビアンが同点弾の場面以外では姿が消えており、守備の要バジェホも実戦経験の不足を露呈。

決勝前にアレックス・マイアーは「些細なところが勝負の分かれ目になる」と予想していたのだが、その言葉通りそこでの穴埋めの選手層の薄さが、最終的には勝敗を分ける結果となってしまった。


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