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2017年09月07日

フランクフルトを巡る、レビッチ獲得とシステムとの関係

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今シーズンのニコ・コヴァチ監督は、中央の強化に重点を起き、オフェンス時には3−5−2システム、ディフェンス時には5−3−2システムを採用。「ゴールまでの距離がもっとも近いのは、なと言っても中央だからね」と説明した。だがここで疑問が1つ出てくる。今夏に滑り込みで獲得したアンテ・レビッチは、ウィングを本職とする選手なのだ。

しかし既存のシステムではFW2枚、CMF2枚、ボランチ1枚、と脇を固めるSB、そして最終ラインは3バックで締める形をとっており、クロアチア代表にとって出場の可能性が考えられるのは2トップの一角ということになる。だがここの定位置争いは熾烈だ。

今夏にクラブ市場最高額の移籍金で獲得したハーラーに加え、 ボアテング、ホルゴタ、ジョヴィッチら数多くのオプションが控えている。そこでCMFの左サイドも候補ということになるだろうが、しかしここではレビッチの経験と守備力で不安が残されるとはいえるだろう。

そこで考えられる手段の1つは、3バックをそのままに3−4−3システムにすることだ。これならばレビッチを3トップの左側へと配置し、中央にハーラー、右にボアテングという起用が考えられる。代わりにこれで先発から外れるのは、デ・グズマンか。

さらに例えば今回のアウグスブルク戦のように、あくまでワントップでのオフェンスを展開してくるようなチームを相手にした場合、3バックではなく2バックに枚数を減らして4−4−2、または4−2−3−1システムで戦う可能性もでてくるはずだ。そうなればウィングを本職にするレビッチにとっては願ってもない状況となるが、果たして・・・?


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