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2017年09月11日

長谷部離脱の穴をうまくカバーしたフランクフルト

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ここまで守備を支えてきた長谷部誠が、膝の負傷により急遽離脱することが明らかとなったフランクフルト。そこでニコ・コヴァチ監督は対応におわれることになったのだが、しかし選手たちはそこでつかんだチャンスをうまく活かし、その穴を感じさせない戦いぶりをみせていた。

戦前には3バックから4バックへ変更する可能性も指摘されていたものの、指揮官は引き続き3バックを採用して中央にはダヴィド・アブラームをスライド。空いた右側には新戦力で負傷から回復したばかりのカルロス・サルセドを、そして左サイドには同じく新戦力のファレットを配置し、いずれのニューカマーも納得のパフォーマンスを披露。

さらに両サイドのチャンドラーとウィレムスが守備にいそしみ、またボランチのフェルナンデスを中心に、中盤でもガチノヴィッチとデ・グズマンが精力的に守って、グラードバッハを相手に逃げ切ることに成功している。特にこの日にマン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍をみせたダヴィド・アブラームについては、対人戦勝率72.7%を記録するなど、まさにゴール前で立ちはだかってみせた。

ただその一方でフランクフルトは、ここ3試合で危険な場面はわずかに6度と、平均すると前後半でわずかに1度ずつという昨季から続くオフェンスの問題を抱え続けており、さらに決定率に至っては5.9%とリーグ全体で最低を記録しているところだ。


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