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2017年10月19日

K=P.ボアテング「批判の声を黙らせることができた」

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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FW、CMF、そしてボランチ。今夏にフランクフルトに加入したケヴィン=プリンス・ボアテングは、それぞれ異なるポジションでプレーを続け、主力選手の1人としてチームを支えているところだ。そんなベテランが古巣ドルトムント戦を前にして語る…

…ドルトムント戦について「特別な試合さ。いつだって古巣と戦うのは楽しみなものだよ。特にドルトムントでは良い時間を過ごす事が出来たしね。多くの友人らと再会も果たせるし気持ち的にぐっとくるものはあるさ。楽しみだよ。ここ2試合では、ドルトムントは本来の力を発揮できていないけど、でも僕たちは彼らが欧州内においても強豪チームの1つであるということはちゃんと頭に入れている。良い流れにまた戻そうと熱くなっていることだろうね。ただそれは決して簡単なことではないだろうさ。僕たちはうまくチャンスをつかんでいきたいと思う。ビッグクラブとの対戦は楽しみなんだよ、より多くのスペースが生まれることになるからね。」

…様々なポジションで起用されていることについて「最近は監督から少し下がり目のポジションで起用してもらっているね。当初から監督から、いろいろローテーションしていくことは聞いていたんだ。正直言って決して簡単なことではないんだけど、でもベストを尽くしたいとは思っている。もしもFWとして必要とされれば得点を狙っていくし、もしもボランチとして必要とされれば、うまくボールを配分していく。どのポジションでも全力を尽くしていくよ」

…批判の声があがってきたところで2連勝「もちろんそういう言葉については真摯に受け止めるけど、でも大きな影響を受けすぎてもいけない。多くの批判者たちに対して、パフォーマンスで黙らせる事ができたというのは良いことさ。チームにとっても重要なことだよ。でもこれに満足することなく、引き続き取り組み続けて、そして勝ち点を蓄積していくということ。そうじゃなくてはまた一気に悪化することだってありえるのだから」

…体調面について「スペインにいた時からとてもよかったし、ドイツではよりアスレティックにだよね。90分間にわたって100%の力が発揮できるように取り組んでいるよ。まだ少し不足している部分もあるけど、それは試合のなかで掴んでいくさ。試合を重ねるごとによくなっていくと思う」

…自身に対する期待について「これまでの流れについては満足している。どんどん良くなっているしね。もっと中心的にやっていけたところもあっただろうし、もっと決定的な場面をみせられたところもあったかもしれない。でもそういうところはそのうちできるようになると思うし、プレッシャーに感じているわけではないよ。僕のまわりにはピッチに10人、そしてそれ以外にもたくさんの選手たちがサポートしてくれているんだ。もっと決定的な仕事ができるようになる。そう約束するよ」

…ニコ・コヴァチ監督と国際的なチーム編成について「ニコは同じベルリン出身で、様々な状況に対応できるカメレオンのようにもなれる人だ。誰と何を話すべきなのか、彼はそのことをよく理解して見事に実践しているよ。とてもダイレクトだし、それが重要なんだ。それによってみんなが彼の考えを理解することができるからね。彼は包容力があるし、精力的にプレーすることと同時に、そういうことがこのチームには求められているのだと思う」

…セバスチャン・ハーラーについて「見事にゴールを決めているというだけでなく、その得点が重要なものなんだ。前線では僕たちは、得点力をもった選手を必要としている。彼はいまとても自信をもっているし、それがさらに増していくことを期待しているよ」

…古巣ベルリンが米国にメッセージを送ったことについて「とてもポジティブにみている。こういったことがメディアを通じて周知されていくことになるからね。確かになぜベルリンが?という声もあるけど、でも基本的には良いアクションだと思うし、多くのチームがこれに続いてくれたらと願っている。これは人権問題に対する1つのシグナルなんだ!ただ国歌斉唱の際に膝をついて抗議することが最善の策だとは思わない。何もわるいことばかりではないんだから。ダラス・カウボーイズのように、国歌の前に膝をつくことが正しいことにように思う。」

…人種差別について「僕自身はもう経験はしなくなったけど、でもそれが自分自身に起ころうが、他人に起ころうが関係はないことさ。最近イタリアであったようにね。基本的に人種差別はあるし、そのことから目を背けるべきではない。これに立ちむかっていかなくてはならないんだ。」


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