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2017年11月28日

ハリルが代表戦士の課題を名指しで指摘「本人は『やっている』と言うが……」

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 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は27日、WOWOWの公開収録にゲストととして登場。収録後、メディアの取材に応じた。

「伝説の試合を作りたい」――。日本サッカー発展のために、間もなく迎えるW杯イヤーでの奮起を誓った。

「チームを作る過程において、集大成となる試合をしなければならない。2年ごとにアジアカップやW杯のような大きな大会がある。1つのステージとして、この大会で結果を出す、我々の良いサッカーを出し切る。それを踏み台として成長していくことが大事です。私たちの3年間を振り返ると、最終予選ではアウェイでUAEに勝ったことは、自信になる良いサッカーができた。アウェイのオーストラリア戦も賢い試合運びをした。直近のブラジルとベルギーの試合は、ブラジル戦はもっと自信をもって挑んでほしかった。でも、ベルギー戦は良かったと思う。強いて言えば勝っていれば勝者のメンタルを作ることができたかもしれない」

 W杯6大会連続出場を決めたアジア最終予選、2連敗で幕を閉じた欧州遠征。集大成となるロシアW杯へ、苦しみながらも確かな光明を見出した。しかし、代表チームには常に新たな課題が付きものだ。キャプテンを務める長谷部誠は9日に開催された国際親善試合のブラジル戦出場後、ひざの違和感により続くベルギー戦を欠場。18日のリーグ戦は途中出場するも、翌週の試合は欠場とコンディション不良がささやかれている。

「長谷部に代わる選手はいないかもしれない。W杯には間に合ってほしい」と、指揮官も主将の全快を待ち望んでいる。

 長谷部が担う“アンカー”の代役には、山口蛍を指名。同選手はベルギー戦でもアンカーとして出場している。しかし、ハリルホジッチ監督は「“コミュニケーション”がまだまだ物足りない」と課題を口にした。

「私は代表監督なので、選手がいないときはどんなオプションがあるか考えますが(長谷部に)一番近いのは山口蛍。才能は申し分ないが、コミュニケーションにおいてはまだまだ物足りない。この6番というポジションはもっと声を出し合って、身振り手振り他の選手たちのポジショニングを修正したり、チームのボスであるべきです。彼には『もっとできる!』『もっと声に出して!』と言ってます。彼は『声出してるよ』と言うんですけど、なかなか彼の声は聞こえてこない」

 山口はコミュニケーション不足を克服し、ピッチ上の新たなボスとなれるのか。日本代表は次戦、12月9日に味の素スタジアムで行われるEAFF E-1サッカー選手権で北朝鮮代表と対戦する。


きんg

 


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