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2018年03月13日

ドルムントに辛い敗戦も前を向くフランクフルト

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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「とてもいいプレーを見せていたんだ。でも最終的には、ドルトムントに運が味方して決勝点を決められてしまった。」と、日曜日に行われた古巣との上位対決について振り返ったケヴィン=プリンス・ボアテング。ロスタイムでいったんは劇的ドローにもつれこませたかにみえたものの、試合終了間際にフラデツキーが中央にボールを入れてしまったことで、ドルトムントに決勝点を入れられる結果となってしまった。あまりに意欲的すぎたのだろうか?

「そうもいえるさ。前にボールを入れてしまった。勝利を収めたかったし、僕自身早く入れて欲しいという気持ちをもっていたよ。でもたぶんそれはミスだった。あのままで終わらせるようにすべきだったのかもしれない」とボアテング。「ただドルトムントを相手に戦ったということは忘れてはいけないよ。これも1つの経験だ。もっとクレバーさをもってプレーしなくてはならなかったということ。後半に見せていた戦いは、ドルトムントでのアウェイ戦ということを考えても、勝ち点1以上にふさわしいものだったといえるだろうさ」と言葉を続けている。

また副主将のマルコ・ルスも「クレバーにプレーしなくてはならなかった。勝ち点1を持ち帰らなくてはならなかったよ。後半からは素晴らしいリアクションをチーム全体が見せていたけどね。」と反省の弁を述べ、ニコ・コヴァチ監督も「この試合では私の考えではドローにしなくてはならなかったと思う。ロスタイムまで同点できていたのであれば、敗戦するようなことは避けなくてはならないものだ。」と説明。「ただ2−2としたことで、あまりにもアドレナリンがですぎていたのかもしれない。私の意見では、もっと落ち着いて対処すべきだったと思う」と述べた。

「残り1分で自分たちがボールを持っていたのだ。それを前に、しかも中央に送り出すようではいけない。トプラクが待ち構えているような。むしろ外側か、まったくの方向違いにすべきだったよ。確かに50mの距離はあったし守らなくてはならないだろうが、ただもっとクレバーにプレーしないと。それを私は選手たちに期待しているよ」

しかし失望感は感じられない。「我々はこれからも勝利を収められるだけの力をもったチームだよ」と指揮官。すでに1部残留は決めており、これからの戦いは欧州の舞台への復帰をかけたもの、そしてポカールにおけるタイトル争いというポジティブなプレッシャーのみだ。「これらは我々にとってみれば、ボーナスゲームのようなものさ」


また同点ゴールを決めたダニー・ブルームは「ロスタイムで同点として、そしてその2分後には今度は試合を決められてしまったのだから辛いものがあるよ。」とコメント。この試合ではジョヴィッチ、デ・グズマンらとともに、ベンチからチームに刺激をもたらす活躍を披露していたが「自分の力はわかっているし、信頼に応えたいと思っている。それがうまくできたとは思うけど、勝ち点を得ないことにはね。」と述べ、ここのところは負傷に見舞われ「出場は期待していなかった」ものの「チャンスを活かしたかった。いまは状態はいいし監督に求められれば用意はできている」と意気込みを見せている。

 


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