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2018年05月05日

フランクフルトのマイアーが復帰、コヴァチ監督は伊藤ら「ハンブルクの中盤」を警戒

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フランクフルトで今季主将を務めるアレックス・マイアーが、遂にホーム最終戦で今シーズンはじめてメンバー入りを果たした。フランクフルトに14年と「長きにわたり」チームを牽引してきた大型の攻撃的MFは、その得点力から「神」とファンたちから崇められるほどの存在ではあるものの、契約は今季いっぱいまでとなっている。果たしてこの試合が最後の試合ということになるのだろうか?

「私には来季どうなるのかわからないよ。彼が退団してしまうかどうかはね。ただ彼がメンバー復帰を果たせたことを嬉しく思っているところさ」と、来季からバイエルンの監督へと就任するニコ・コヴァチ監督はコメント。ただ先発の可能性については「最後に彼がプレーしたのは昨季のポカール決勝だよ」と述べ、否定している。

なおそのコヴァチ監督にとってはこれがホーム最終戦であることは確実であり、その一方でここのところはファンからの厳しい声が寄せられているところだが、それについては一定の理解を示しつつ「我々はここで2年間にわたり、素晴らしい取り組みをすることができた」と胸を張り、「素晴らしい2年間だった。この試合を楽しみたいと思うよ」と意気込みをみせた。

この試合ではマイアーのほか、カルロス・サルセドも復帰。出場停止にある長谷部誠の代役として、ファレットとともに先発争いを演じることになるだろう。また中盤でもケヴィン=プリンス・ボアテング、アンテ・レビッチも復帰を果たすなど、欧州リーグ出場権確保にむけた重要なハンブルク戦に向けて、コヴァチ監督は十分なオプションを手にして臨むことはできそうだ。

そのハンブルクに対して、コヴァチ監督は「今季3人目の監督にしてプレースタイルがうまくいっている。とても魅力的かつ革新的」と評し、とくに「GKが30m以上前にでてくる」ことを警戒。

さらに俊敏性をもったコスティッチや伊藤達哉の両ウィング、さらにチーム最長の総走行距離を誇るルイス・ホルトビーやアーロン・ハントといった中盤の選手たちも「とてもいいプレーをみせている」と賞賛し、「我々も総走行距離120kmは走破しなくてはならないだろう117、118kmでは不十分とばるはずだ」と精力的なプレーを選手たちへと求めている。


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