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2018年07月05日

フランクフルトのアディ・ヒュッター新監督「プランAだけでは心もとない」

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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就任会見の席で「人々は熱狂させるようなサッカーをみるために、スタジアムへと足を運ぶものだ」との持論を展開したアディ・ヒュッター新監督。だが、点取り合戦を演じていくという考えを持っているわけではない。むしろ同氏は、バリエーション豊富な戦術を操ることでも評判を得ている監督だ。

RBザルツブルク時代では、ラルフ・ラングニック氏を通じて、素早いカウンターサッカーを展開していた同氏。「私のことを知る人たちは、私が積極的にプレスを仕掛けていくことを好むと知っている」しかし「監督として成長していかなくてはならない。相手のなかから答えというものは見つかるというものだ。だから自分たちがフレキシブルに対応できないといけない。がむしゃらに突っ込んでいっても、それはリスキーすぎるというものだろう」と述べ、「それにブンデスリーガでは、オフェンスに非常にいい選手を揃えたクラブが非常に多いしね」と言葉を続けた。

なおフランクフルトでは3バック、もしくは5バックを採用しており、同氏がヤングボーイズで採用していた、両サイドを高い位置にあげての4−2−2システムとは一線を画すものである。その理由について「3バックではなかなかうまくいかなかった。それ用の選手がいなかったのでね」と述べ、システムを特に固定考えを示唆。それはコヴァチ前監督も時には4バックを採用しており、「重要なことは、我々がより多くのバリエーションをもって臨むということ。相手から読まれにくくするあめにね」「プランAだけでは心もとないと思うよ。フレキシブルである必要があるし、時にはうまく深い位置で守る必要だってあるものだ」と述べている。

なお選手たちに対しては、自身が求めているサッカーに対する考え方を「教え込むまでには、そう長い時間はかからないだろう」と予想。しかしながらそのためには「練習はハードなものになるよ」とも語っており、「とにかくがむしゃらに取り組むことだ。不足してはうまくはいかないものだよ」との見方を示した。


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