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2018年07月11日

kicker番記者:鎌田大地やシュテンデラらにとって正念場の米国ツアー

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マーク・シュテンデラ、ブラニミール・ホルゴタ、鎌田大地、ダレブ・タワサ、そしてマックス・ベズシュコフ。これらの選手たちは2017/18シーズンにおいて、ニコ・コヴァチ前監督の下、あまり出場機会を得られなかった選手たちであり、現在行われている米国ツアーは、フランクフルトでこれからも戦っていくための絶好のアピールの場でもある。

文:ユリアン・フランツケ(訳:kicker日本語版)

フィールドプレイヤー21人、ゴールキーパー3人を帯同させ、今夏にはアメリカへのツアーに向かっているアイントラハト・フランクフルト。日本時間の本日11時には、現地でレアル・ソルトレイク・シティとのテストマッチが行われる。さらに木曜日には今度はフィラデルフィアへと飛び、そこでは日曜日にフィラデルフィア・ユニオンとのテストマッチが控えているところだ。その後ツアーを終えた後には、ワールドカップに参加していた選手たちが続々と復帰。さらに書類が揃わず米国ツアー参加を見送った、新加入のオビト・ヌディカも合流する。

そんな中で迎える今回のアメリカでのテストマッチは、マーク・シュテンデラ、ブラニミール・ホルゴタ、鎌田大地、ダレブ・タワサ、そしてマックス・ベズシュコフらにとっては、ヒュッター新監督に対しその持ち前の力を発揮しアピールするための、絶好の機会だ。「私の仕事は、日々練習をみてそこでイメージをつかんでいくということ。ここにきて早々に、この選手、この選手はいらない、なんて口にするタイプではないんだ。まずは全体的に印象を掴み、それから決断を下すよ」と、ヒュッター監督はコメント。

しかしながらそれでも、昨シーズンにあまり出場機会を得られなかった上記6選手にとっては、新たなシーズンにむけて決して視界良好というわけにはいかない。「これからさらに選手がくるわけだし、彼らにとっては決して容易なものではないだろう」と、6月25日にブルーノ・ヒュブナーSDはkickerに対して発言しており、さらにマネージャーを務めるフレディ・ボビッチ氏は5月30日に「我々にはいい基盤があるから、ピンポイントに補強を目指していくよ。チームのクオリティがよりよくなるようにね」とも語っていた。

そのため上記の6選手たちにとっては、これまでみせていたようなパフォーマンスよりも、遥かに高いパフォーマンスの向上を果たせなくてはフランクフルトでは苦しい未来が待っているともいえる。いえば、昨シーズンからの成長がなければほぼチャンスさえ無いといっても過言では無い。この夏にチームを後にすることさえ、先ほどの選手たちにとっては現実的な話だ。特にマーク・シュテンデラと鎌田大地については、レンタルで移籍することに意義があるだろう。


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