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2018年08月08日

宇佐美貴史、原口の移籍を惜しみつつデュッセルドルフ長期残留希望も

Düsseldorf
フォルトゥナ・デュッセルドルフ
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 地元紙ライニッシェ・ポストは火曜、先日フォルトゥナ・デュッセルドルフへの復帰が発表された宇佐美貴史の特集記事を掲載した。

 「移籍が成立して嬉しく思っています」と喜びをみせた宇佐美は、今回は移籍金で折り合いがつかず、再びレンタル移籍という形での加入となったが、このことについては「それは僕どうこうではなく、クラブのことですし。ただ重要なことは、また僕がここに戻ってこれたということ。でももしも可能であるならば、まだ長くここにとどまりたいですね」と言葉を続けている。

 昨季にチームが2部優勝を果たしたその中で、特に後半戦で活躍をみせた宇佐美は8得点をマークしてチームに貢献。これから再び臨むブンデス1部での戦いを前に、目標として「攻撃的選手として僕の役割というのは、得点やアシストをあげること、そしてチームの勝利のために取り組むということです」と意気込みを見せた。

 「そのためには、多くの出場機会を得られるようじゃなくてはいけません」と宇佐美。ワールドカップ参加の影響などで遅れて合流した同選手は、これまでは日本で個人で調整を行なっており、「もちろんまだ万全という状態ではありませんし、それまでにはまだ少し時間が必要です」とコメント。

 「イスタグラムで、選手たちがかなりの走り込みをしているのを見ていました。最初の合宿でも、その次の合宿でも。まだ僕の場合、走り込みをしていかなくてはいけませんし、少なく見ても2週間、長ければ1ヶ月は万全なところにもっていくのに時間が必要なのではないでしょうか」との見通しを示している。

 ただそれでも、ブンデス開幕戦でいきなり対戦となる古巣「アウグスブルク戦でメンバー入りできるところまで持っていければとは思っています。ただまずはコンディションを上げていかなくてはいけません。でも全力をつくす、それは約束しますよ!」と宣言。

 しかしながら昨シーズンの後半戦にチームに加入し、その宇佐美貴史への影響は先日フンケル監督も認めるところだった原口元気は、今季から所属クラブをハノーファーへと変えた。 だがフンケル監督は「原口元気不在でもやっていけるだろう。これまでの間で地盤を固めることはできている。以前よりかなりオープンに、以前よりかなりの自信をもてるようになっているよ」と太鼓判。

 その宇佐美は「元気がもうこのチームにいないことは残念なことです。もしそうだったらそれにこしたことはなかったのですが、今は別のチームの選手となってしまいましたね」と移籍を惜しみながらも、笑顔を浮かべながら「今は敵同士ですから、これからは倒しにいきますよ」と冗談も口にした。


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