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2017年07月04日

ドイツ代表マティアス・ギンターがグラードバッハへ移籍

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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既報通りマティアス・ギンターが、ボルシア・ドルトムントからボルシア・メンヒェングラードバッハへと移籍することが明らかとなった。kickerが得た情報によれば、今季の移籍では移籍金1700万ユーロが支払われ、さらに成果次第では最大2000万ユーロまで上昇する仕組みとなっている模様。

同選手に対してはプレミアからの好条件のオファーも届けられ、さらにチャンピオンズリーグ出場権を獲得したTSGホッフェンハイムも関心を示していたのだが、しかしこれまで3度獲得に乗り出しつづけたグラードバッハへの入団を決断している。

ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDは「マティアス・ギンターは、うちでの定位置争いの状況から移籍を希望していた。彼のこれまでの精力的な取り組みに感謝しているし、今後の健闘を祈っているよ」とエールを送った。

ドルトムントとの契約を2019年まで残していたギンターは、2014年にフライブルクからドルトムントへ移籍金1000万ユーロで加入。それ以降はブンデス69試合に出場して、2014年にワールドカップ制覇、そして今夏にはコンフェデ杯優勝を達成。昨シーズンはリーグ戦29試合に出場して、kicker採点平均3.55をマークしている。


DF:マティアス・ギンター
…移籍を決断した理由について
エベールSD、そしてヘッキング監督ととてもいい話し合いができた。彼らは僕に、この若いチームにおける将来性を示してくれたし、僕のことを主力選手として考え、そしてリーダーとして期待してくれていた。それがグラードバッハを選択した理由なんだ。

…エベールSDもヘッキング監督も、過去にも熱心に勧誘していた
グラードバッハからは3回目、ヘッキング監督からは2回目の誘いだったね。期待感を感じるよ。二人ともこれだけ思い続けてくれるというのは、自分のなかにぐっとくるものはあるさ。

…ドルトムントから移籍することについて
あまりドルトムント時代のことは話したくはない。でもここの将来性がとてもいいということはいえる。来年に行われるワールドカップを視野に入れてもね。レーヴ代表監督と話し合いをして、そして今回のことを後押ししてくれたよ。グラードバッハの一員となれてとてもうれしく思っている。

…チームについて何か聞いている?
ラース・シュティンドルとは、かなり話をしていたし、ヨナス・ホフマンの結婚式の時にも、グラードバッハの選手が何人かいたから、そこで知り合ったよ。ラースとは不動産屋さんも一緒にいってね、今はほとんどお隣さんというところに住んでいるんだ。それにマーク=アンドレ・テル=シュテーゲンや、アミン・ユネスからも、このクラブについてポジティブな話しか耳にしていないよ。

…コンフェデ杯優勝について
もちろん自信につながるものだし、タイトルを獲得して新しいクラブにくることは、決して悪いことじゃないさ。

…出だしについて
あまりちゃんとした休暇はとれてないけど、でも問題ではないよ。それはこれまでの5年間で慣れっこさ。もう何人かの選手とは知り合ったし、別に僕はおとなしい性格でもないんでね。それにリーダーシップをこのチームで発揮していきたいと思っているんだ。

…CL出場を棒にふっての移籍
誰でも欧州の舞台でプレーしたと思うものだよ。それは僕にとっても同じことさ、またあの舞台に帰りたいね。グラードバッハでは総じて見て、将来的にそれが可能なクラブだと考えている。

SD:マックス・エベール
…3度目の正直で獲得
3年前にもギンターは、このチームにとって完璧にマッチしていたと思う。長い間、彼を獲得するために戦ってきたが、なかなか成立することはなかったね。でも今はうまくいってとても嬉しいよ。マティアスはドイツサッカー界において、トップクラスの才能をもった選手なんだ。まだ23歳と若いが、ワールドカップ優勝を経験し、さらに先日はコンフェデ杯も制覇している。それにチャンピオンズリーグでのプレー経験もあり、昨季だけでドルトムントで公式戦42試合でプレーした。チェルシーに復帰したクリステンセンの穴埋めとして、最高の形で迎え入れられたと思う。

…ギンターの役割について
チームの柱として、そして若い選手の助けとしても期待している。23歳なので、彼自身が年寄りというわけではないのだがね。ただ経験、若さ、ポテンシャル、クオリティなどといったトータルパッケージから、我々が3年もかけて迎え入れたいと思わせる選手ということだよ。

監督:ディーター・ヘッキング
…獲得について
ヴォルフスブルク時代の2016年にも、マティアスに興味を抱いていた。ただそのときは、ドルトムントが反対したために実現しなかったのだがえん。そして今夏に我々がクリステンセンを失ったことを受けて、ギンターを獲得リストの上位へとリストアップしたよ。

…ギンターの役割について
次のステップへと踏み出すために、彼はグラードバッハへと加入した。我々のところでは、もっとリーダーシップを発揮してもらいたいと思っている。ドルトムントでは、そこまで求められていなかっただろうがね。まだマティアス自身取り組んでいかなくてはならないところがあるのは確かだが、そのためのステップアップのために我々は助けになりたいと思う。

…CBは人材過多では?
そうは思わないね。選択肢が多いこと、そして定位置争いが激しいことを嬉しく思っているよ。