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2018年05月09日

7年前の最終節、同じハンブルクで残留をかけ戦ったグラードバッハ

Borussia Mönchengladbach
ボルシア・メンヒェングラードバッハ
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ちょうど今から7年前に行われたブンデスリーガ最終節、ハンブルクの地ではブンデスリーガ1部残留をかけた決戦が行われていた。だが今回はハンブルクが降格の危機に瀕しているものの、当時はグラードバッハが2部降格を喫する可能性があったのである。

2011年5月14日。入れ替え戦となる16位につけていたグラードバッハは、勝ち点差2で追いかけているアイントラハト・フランクフルトの追随を許さないためには、どうしても勝利を収める必要があった。もしもドローだとしても、フランクフルトが勝利をおさめれば得失点差次第で交わされる可能性もあったのである。

「あの時は第9節からずっと、自動降格圏内の2部に落ち込んでいて、最大の成功ともいえたのはその前の節で16位浮上を果たせたことだったよ」と、当時について振り返ったパトリック・ヘルマン。安全圏内の15位ヴォルフスブルクとは勝ち点差で並んでいただけに、結果次第では入れ替え戦さえも避けられる可能性はあった。

だが結果はハンブルクと1−1のドロー。ヴォルフスブルクは勝利を収めたために安全圏内には届かず、ただしフランクフルトはドルトムントに敗れたために2部降格が決定。グラードバッハはボーフムとの入れ替え戦に臨むことになる。「長い間、入れ替え戦も現実的ではなかった僕たちだけど、でも試合後は決してそんなに喜びに満ちているという感じではなかったね。特にファヴレ監督がそうだった。むしろ厳しい表情だったよ、たぶんあの試合ではむしろ勝てた試合だったと思っていたからだと思う」とヘルマン。

最終的にはそのボーフムとの入れ替え戦を制したグラードバッハは、後半戦途中から監督へと招聘したルシアン・ファヴレ氏と共に2部降格を回避。その後は既知の通り大きな成功を収めていくことになり、グラードバッハは欧州リーグ出場の常連クラブの1つにまで飛躍をとげた。

なお土曜日の試合でも、グラードバッハには1つの大きな目標達成がかかっている。ヨーロッパリーグ出場権の獲得だ。7位フランクフルトとの勝ち点差は2となっており、得失点差からフランクフルトがドロー以上ならば逆転の可能性は厳しくなってくるものの、まだ一縷の望みは残されて入るところだ。

残念ながら今回は、前節の結果がプラスに働くことなく、厳しい状況で最終節を迎えることになったヘルマンは「勝ち点を得られなかったからね。ただまだ国際舞台に戻る可能性は残されている」と述べ、「ただまずは自分たちのことに集中する。勝利をおさめるためにね。それから他の結果を見てみるよ。欧州に手が届いたかどうかね」と意気込みをみせている。


 


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