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2018年05月23日

ハノーファー、浅野拓磨を1年間の期限付きで獲得

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ハノーファー96はクラブ公式ページにて、浅野拓磨を獲得したことを発表した。日本代表FWはアーセナルより1年間の期限付きで加入する。

サンフレッチェ広島でキャリアをスタートさせた同選手は、2015年にJリーグ優勝を果たし、2014年と2016年にはスーパーカップも制覇。2015年に行われたクラブワールドカップにも参加した。

そしてサンフレッチェを2016年に後にし、浅野はイングランドのアーセナルへと移籍することを決断。ただし労働許可証を取得できなかったこともあって、期限付きで当時2部のシュツットガルトに移籍している。

そこでのその初年度では、リーグ戦26試合に出場するなど1部昇格に主力の一人として貢献し、昇格組として臨んだ今季でも、前半戦では役割を得ていたのだが、しかしながら後半戦途中から就任したタイフン・コルクート監督の下では全く出場機会を得られないままシーズンを終えていた。

一方のハノーファーでは、来季よりウィングの主力を担っていたフェリックス・クラウスがヴォルフスブルクへと移籍。さらに攻撃的MFケナン・カラマンが契約満了に伴い無償でデュッセルドルフへと渡っており、加えてFWチャーリソン・ベンショップが2部インゴルシュタットへと移籍している。また現在はポリバレントなベテランFWマルティン・ハルニクについても、大迫勇也の入団が発表されたブレーメンへの移籍が指摘されているところだ。

浅野拓磨について、ハノーファーのアンドレ・ブライテンライター監督は「拓磨は複数でプレー可能な攻撃的選手だ。高いテンポと素早い対応をみせる選手であり、加えて強靭な精神力も持ち合わせているよ。その大きなポテンシャルでハノーファーにてさらなる飛躍を遂げ、ステップアップを果たしてくれるものと確信している」と評価。

一方の浅野は「ハノーファーに来れてとても嬉しいです。クラブからの期待に応えられるよう、そしてハノーファーのファンのみなさんに喜んでもらえるよう全力を尽くします。」と意気込みを語った。

今夏にロシアで行われるワールドカップの代表メンバーにも名を連ねている浅野は、日本代表としては2015年の初選出から17試合で出場し3得点を記録。また2016年にはリオ五輪にも参加している。

攻撃的MFグリフォにも関心「評価している」


さらにハノーファーは、グラードバッハ所属のヴィンセンツォ・グリフォにも強い関心を示している。kickerに対してマルティン・キント会長は「ポジティブに評価している選手だ」とリストアップしていることを認めた。ただポイントとなるのは、500万ユーロと言われる移籍金ということになるだろう。

かつてホフェンハイム時代では宇佐美貴史ともチームメイトだったグリフォは、セットプレーも得意とした、ウィングを主戦場とする24才。3年前には当時2部フライブルクへと移籍し、翌年昇格したブンデス1部の舞台で、グリフォはブレイクを果たす事に成功したのだが、その翌年に移籍したグラードバッハでは思うように事がはこばず、出場試合数は17。うち先発は8試合のみにとどまった。


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