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2018年06月04日

ドイツ代表最終メンバー発表直前、外れる可能性があるのは・・・?

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遅くとも月曜日のドイツ時間12時(日本時間19時)までに、FIFAに対して最終メンバー23選手を伝えなくてはならないドイツ代表。現在27選手が参加している中、ヨアヒム・レーヴ代表監督としては4選手を外さなくてはならない状況にあるのだが、現状について改めて分析していこう。

ベルント・レノ(GK:レヴァークーゼン):オーストリア代表とのテストマッチでは、最後まで出場機会が巡ってくることはなく、メンバー外となる候補者の1人に数えることができるだろう。レノ、もしくはケヴィン・トラップのいずれかが涙を飲むことになるはずだ。

ケヴィン・トラップ(GK:パリ・サンジェルマン):所属するパリ・サンジェルマンでは、バックアッパーに甘んじている同選手。代表としては最近では、3月に行われたブラジル代表とのテストマッチで出場を果たした。ただノイアーにゴーサインが出された以上、レノかトラップのいずれかがメンバーから外れるということになるだろう。

ヨナタン・ター(CB:レヴァークーゼン):ユーロ2016では、負傷したアントニオ・リュディガーに代わり代表参加を果たしたター。その際にはマイアミへの旅行を取りやめる結果となったのだが、おそらく今回についてはその心配は無用だといえるだろう。レノ、トラップとともに、ターにもオーストリア代表戦での出場の機会は巡てきてはおらず、最終メンバーにもしも入ることになれば1つのサプライズといえるはずだ。

マティアス・ギンター(DF:グラードバッハ):ターと同じくセンターバックを本職とするギンターもまた、メンバー外となる候補者ということになる。ただこれまでの代表でのキャリアを振り返ると、それでもヨアヒム・レーヴ監督から招集を受け続けてきた実績があることもまた確かだ。そのフレキシブルさから、右サイドバックやボランチとしてもプレーが可能ではあるものの、しかしながら先日のオーストリア代表戦ではアピールの機会は与えられていない。

マルヴィン・プラッテンハルト(SB:ヘルタ・ベルリン):まだ代表でのキャリアは浅いプラッテンハルト。先日のオーストリア代表戦では、上記の選手たちと同様に出場機会を得ることはできなかった。ただし左サイドバックの主力を担うヨナス・ヘクターの代役を、そのまますんなりと務めることができる選手は、現在の参加選手のなかではプラッテンハルトしかいない。

セバスチャン・ルディ(MF:バイエルン):パスの正確性とプレスに長けたルディについてレーヴ監督も評価しているものの、ドイツ代表ではMFにおける定位置争いは激しく、特に需要がある状況とはいえない。確かに右サイドバックとしてプレーが可能である点は好材料だが、しかしながら後半から途中出場した先日のオーストリア代表戦では、特にアピールするまでにはいたらなかった。

ユリアン・ブラント(MF:レヴァークーゼン):ドイツ代表におけるウィングの定位置争いは激しく、ユーロ2016でも最終メンバーから外れた経験をもつ同選手ではあるが、しかしながら今回はそのまま残ることへの期待感はあるといえるだろう。先日のオーストリア代表戦では、少し躊躇するような場面も見受けられたが、しかしながらチームを活性化させることができる存在であることは示すことができた。

ニルス・ペテルセン(FW:フライブルク):今回の代表メンバー27選手のうち、もっとも大きなサプライズ人事だったといえる同選手。29歳にして代表初招集を受け、チームに馴染むには少し時間を要したが、その努力が報われオーストリア代表戦では先発として代表デビューを果たしている。

そのほかの選手:可能性は低いとはいえ、これまでにもサプライズ人事を演じてきたヨアヒム・レーヴ監督が、今回も驚きのメンバーを発表する可能性は決して否定することはできない。特に先日のオーストリア代表戦での試合内容は失望感を与えるものであり、代表入りへのアピールは誰一人としてできていなかった。


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