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一般紙ソース:Die Welt |  2016年02月27日

酒井高徳「定位置争いがチーム全体を良くする」

Hamburger SV
ハンブルガーSV
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前半戦と後半戦を比較した場合、ハンブルガーSVでもっとも大きな変化が見られているポジションの1つが、右サイドバックだろう。


開幕から定位置を確保したデニス・ディークマイアーは、負傷離脱するまで第11節まで先発の座を確保。その後は前半戦の大半を欠場したが、それでも前半戦のkickerポジション別ランキングに顔を出す活躍をみせ、ハンブルクとの契約も2018年まで延長した。


だがその離脱期間中にチャンスをつかんだのが、昨夏にシュトゥットガルトから移籍した酒井高徳である。それまでリーグ戦わずか45分間の出場しかなかった日本代表だが、それ以降は前半戦終了までフル出場を継続。


冬季期間中には再びディークマイアーが復帰し、ライバル争いの結果ディークマイアーに先発の座を譲る格好となったが、しかし第19節のシュトゥットガルト戦で精彩を欠き、チームも連敗を喫して以降は先発から降格。代わりに出場した酒井も最初のケルン戦ではkicker採点5.0という内容だったが、その後4.0、3.5と調子を上げ、チームも1勝2分と無敗。酒井はフル出場を続けているところだ。


そんな酒井について、ヴェルト紙によればラバディア監督は「新しいガイドラインをもたらしてくれる選手だね」と評価。「ただ俊敏性に優れる選手というだけではない。彼はチームメイトをうまく活かせる選手なんだ」と語った。


一方でディークマイアーについても、ダイナミズムとテンポを持った「直線的な選手。デニスの力はわかっているし、常に彼を起用することができるよ」とコメント。酒井高徳は左サイドでもプレー可能ということもあり、「ディークマイアーは、定位置争いに非常にプレッシャーをかけている」との見方を示している。


一方で「ハンブルクのプレーのリズムが、自分には合っていると思いますね」と話す酒井も、チーム内での定位置争いについて「それが僕たちをもっとよくしてくれるんです。それは僕やディークマイアー、そして全ての選手に当てはまることなんです」との考えを示した。


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