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2016年09月25日

酒井高徳所属のハンブルク、ラバディア監督を解任

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ハンブルガーSVがブルーノ・ラバディア監督を解任することを決断したことが明らかとなった。

退任がささやかれる中で臨んだ昨日のバイエルン・ミュンヘン戦では、今季はじめてバイエルン戦で勝ち点を奪う寸前のところまで追い詰める戦いを披露。相手指揮官アンチェロッティ氏からも「前半は特に苦しんだ」と言わしめ、試合後にはバイエルスドルファーCEOはノーコメントのままスタジアムを後にしていたのだが、しかし解任の流れが変わることはなかった。

ラバディア監督にとってハンブルクで監督を務めるのはこれが2度目であり、前回は7位という成績にありながらも解任。今回についても1年前に降格の危機を救い、昨季は久々のトップ10入りとなる10位でフィニッシュを果たしたのちでの第5節での解任と一見理不尽な判断にもみえるが、しかし2016年の成績に目をむけてみると、22試合で5勝5分12敗、得失点23:33と、決して納得させられる数字を残していたわけではない。

これまでの分析を行ったバイエルスドルファーCEOは、今回の判断について「今の流れを見れば、この判断は必要なものだった。開幕ダッシュのつまづきから好転していくには、監督を交代する必要があるという確信を抱いている。」と説明した。

また酒井高徳にとっては、ドイツに渡った際のシュトゥットガルトでの指揮官であり、また出場機会を失っていた時に昨シーズンにハンブルクへ迎え入れたのもまたラバディア監督だった。移籍時に酒井は、「ラバディア監督の存在は、僕にとってハンブルク移籍を決断させた重要な要因でした。彼が何を望んでいるのかがわかりますし、逆に彼も僕ができることをわかってくれている」と述べている。

ディトマー・バイエルスドルファー(CEO:ハンブルク)
難しい判断だった。ただこれまでの流れを評価し、そしてこれからの方向性を踏まえた上で決断を下した。今年に入ってからの22試合で、勝ち点は20にとどまっている。今夏には積極的な補強も行ったのだが、しかし勝ち点は1、得点も2、さらに得点チャスも少なかったんだ。改善の見込みは見受けられなかったよ。決断は夜に下され、本当は翌朝10時に直接伝えたかったのだが、しかしラバディア監督からは、電話でもよいと言われてね。(うわさのギズドル氏については)話し合いを行ったし、近く決断を下すことになるが、すでに契約を交わしたということはない。


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