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2018年01月24日

“鬼軍曹”マガト氏、愛弟子のHSV監督就任に期待「降格争いとは無縁になる」

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 日本代表DF酒井高徳とMF伊藤達哉が所属するハンブルガーSV(HSV)の新監督は、クラブOBのベルント・ホラーバッハ氏に決まった。同じく選手や監督としてHSVで活躍したフェリックス・マガト氏が“愛弟子”の古巣指揮官就任に期待を寄せた。ドイツ紙『ビルト』が伝えた。

 マガト氏は選手としてHSVでチャンピオンズリーグ制覇や3度のブンデスリーガ優勝などを経験。監督としてはHSVやバイエルンなどで指揮を執り、ヴォルフスブルク時代に長谷部誠(現フランクフルト)、シャルケ時代には内田篤人(現鹿島アントラーズ)を指導したことで、日本でも有名だ。そのとき、アシスタントコーチとしてマガト監督の右腕として働いていたのがホラーバッハ氏だった。

 厳しい練習を課す“鬼軍曹”として知られるマガト氏は、愛弟子の手腕に太鼓判を押した。「チームは彼のもとで、より良いトレーニングが行われ、より良く率いられるようになるだろう。降格争いの直接対決に勝てるようになるだけではなく、戦力が整った上位チームにも勝てるようになる。それどころか、私はHSVが降格争いとは無縁な位置にまで順位を上げると思うね」。

 ただ、ホラーバッハ新監督の初練習はファンの“期待”を裏切るものだったようだ。“鬼軍曹”の愛弟子が新監督に就任したため、ファンは初日から厳しいトレーニングを期待していたようで、練習中には「選手たちを走らせろ!」と外野から声が飛び交ったという。しかし、チームはゲーム形式の練習をメインに行い、10分を超えるストレッチを含めた入念なクールダウンで終わったため、1部残留を切に願うファンの期待には沿わなかったようだ。

 最下位ケルンと勝ち点差「3」で17位につけるHSVは、27日に行われるブンデスリーガ第20節でライプツィヒと対戦する。ホラーバッハ新監督は、初陣に向けて「チームとしてプレーできるかどうかにかかっている。チームはネガティブな経験から不安定になっている。まずは各選手たちと個別に話し合わないといけない。お互いに分かり合わないといけない」と、メンタル面の重要性を説いた。


きんg

 


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