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2018年03月05日

ハンブルクのトッドSD「勝利できないとは…」

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ついに残りの試合数もあと9試合となってしまった。週末に行われたマインツ戦では、非常にいいパフォーマンスを見せながらも、またしても結果を得られずに痛み分け。クラブ史上初となる2部降格の危機に、ベルント・ホラーバッハ監督は「奇跡が必要だ」との考えを示した。

確かに今回のマインツ戦には「大きなチャンス」があった。ここで勝利を収めていれば、入れ替え戦となる16位までの勝ち点差はわずかに4。シュート数では18:5と圧倒し、この日のワントップはサプライズでスウェン・シップロックを起用して、開始当初はいい場面も見せていたが、「決定力不足が露呈された」と指揮官。

さらにハンブルクは数的優位の中でPKのチャンスをもつかんだものの、コスティッチが放ったシュートはこの試合でブンデスデビューとなったフロリアン・ミュラーに止められている。

一方のマインツのサンドロ・シュヴァルツ監督は、急遽代役を務めた第3GKについて「デビュー戦として素晴らしかった。」と賞賛を送り、ミュラーも「みんなのおかげでプレーしやすかったよ。じゃないとナーバスになっているさ。PKの場面については、試合前に分析していたし、あらかじめ彼がどちらに蹴るか頭に入っていた。だから早いうちから飛ぶ方向を決めていたよ」と振り返った。


ハンブルクのイェンス・トッドSDは「まさか勝利を収められないとは。信じられない」と失意をあらわにし、数的有利で進めていたことからも「失望は非常に大きい。言葉がないよ。まずは落ち着かなくては。非常に苦しい状況であり、それがさらに悪化した格好だ」とコメント。一方のホラーバッハ監督は「チームやファンを思うと心が痛む。だが私は諦めの悪い性格でね。ただ今は選手たちを勇気付ける以外にはなにもできないよ」と語った。

なおこの日の試合では、ハンブルクのファンたちからは熱心な声援が送られ続けたものの、試合後には「2部降格!」の罵声や、「何も感謝するようなことなどない。御愁傷様」といったプラカードなどが掲げられている。


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