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2018年04月10日

ハンブルク、ウッドを外し敢えてハントをCFとして起用した理由

Hamburger SV
ハンブルガーSV
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就任からこれまで3度にわたってトップの位置を変更してきたクリスチャン・ティッツ監督。若手アルプやヴァルトシュミットらを起用してきたのだが、しかしようやく3試合目にしてトップの位置で先発出場した選手がゴールを決めた。だがそれはFWではなくMFを本職とする、アーロン・ハントだったのである。

その理由について、指揮官は「私がビーレフェルトでAユースの監督を務めていたときに、アーロンはブレーメンのAユースでプレーしていたのだが、その時にはFWとしてもプレーしていて私はとても好印象をもっていたんだよ」と説明。そのためトップチーム昇格をはたした「その日からこのことをアーロンに話していたんだ。彼もこのことに刺激を受けていたと思うね。それからそのことに取り組んでくれていたよ」確かにCFとしての役割を全うできるタイプではないが、それでも「とてもうまく起点となれるし、ピンポイントにパスを供給することができる」とティッツ監督。

週末のシャルケ戦では、ヴァルトシュミットとうまくスイッチすることで好印象を残しており、値千金となった勝ち越し弾はアルプ投入で下がり目から決めたものではあったものの、ハンブルクがみせたオフェンスはヴァリエーションのあるものであり、ハントは非常に高い位置をキープしていた。

その一方でこれまで主力を担いながらも、ティッツ監督就任からは先発から外れているボビー・ウッドについては、好条件の契約を締結してから慢心してしまったのか、今シーズンは覇気を感じられないプレーが続いており、ティッツ監督は「残念だよ。本来彼はとても興味深い選手なんだ。とてもテンポがありキープ力ももっている。しかし今は他の選手のほうが良いし、私としては決断を通じて選手たちに考えを伝えていくものだとも思っている」と語っている。加えて3つ目のオプションである、FWハントがこれほどまで機能しては、ウッズの立場は厳しくなる一方だ。


 


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