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2018年05月08日

主将・酒井高徳、奇跡の逆転残留に向け「全力でぶつかっていく」

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奇跡の逆転残留を果たすため、週末に行われたアイントラハト・フランクフルトとの一戦では、ハンブルガーSVはまさに必勝体制で試合へと臨んだ。だが結果は0−3と完敗。同じく16位ヴォルフスブルクもライプツィヒに敗れたことから、かろうじて入れ替え戦進出への可能性は残されたものの、自力での進出はすでに消滅している。

地元紙ハンブルガー・モルゲンポストのインタビューに応じた、主将の酒井高徳は「本当に残念でなりません。ただまだ自分たちにはチャンスが残されている。プラス材料としては、最終節はホームで行われるということ。そこで勝ち点3を獲得するため、僕たちはこの試合で全てをぶつける覚悟で試合に臨みます」と、あくまで前を向いた。

だがホームで戦うことは、順位を争うヴォルフスブルクも同じことだ。さらにハンブルクの対戦相手グラードバッハには、まだヨーロッパリーグへの出場の可能性が残されている反面、ヴォルフスブルクの相手はすでに2部降格が決定した最下位ケルン。

それでも酒井は、ケルンが勝利を収める可能性について「当然、ケルンがヴォルフスブルクで勝利をおさめるチャンスはあるはず」と述べつつ、ただあくまで「僕たちはしっかりと自分たちの考えをもてている。まずは勝ち点3を自分たちでつかみ取らなくては」との考えを強調している。

それでも週末のフランクフルト戦では、伊藤達哉が先制ゴールを決め、その時点でヴォルブルクを交わし16位へと浮上を果たしたかに見えたのだが、その後に行われたビデオ判定の末にオフサイドと判断。得点は取り消しとなったばかりか、そのわずか数分後には逆に相手のヴォルフにゴールを決められる結果に。

「最初は、あのゴールでとても喜び、歓喜に沸いていました。でもああいった決断だ下されることになってしまって。あれは残念でしたね。ただそれでも、僕たちは気持ちを切り替えていたと思いますよ。失点しても、前に向かって戦い続けていましたから」と酒井。フランクフルト戦での反省を糧に、最終節のグラードバッハ戦では、勝利をおさめて結果を待ちたいところだ。

「フランクフルト戦では、ゴール前での詰めの甘さが出ましたし、そこまでチームが一丸となりきれず、さらにラストパスにも欠けてしまっていた。あの試合では、もっと自分たちに可能性があったと思うだけに残念です」と振り返った酒井は、改めて「この辺りを、僕たちはとにかく次の試合で改善していかなくてはなりません」と意気込みをみせた。


 


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