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2018年06月17日

地元紙が酒井高徳のインタビュー記事を掲載「過酷な戦いが待っている」

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ハンブルクの地元紙ハンブルガー・アーベントブラットは、現在日本代表の一員としてロシアワールドカップに参加中の、ハンブルガーSV主将酒井高徳のインタビュー記事を掲載した。

まず酒井はロシア・カザンの印象について「古い建物が立ち並んだ良い街ですよ。もっと小さいと思っていたんですけど」と述べ、初戦のコロンビア代表はスキーリゾート地を合宿所にしたのに対して、日本代表は市内に陣取っているが「リラックスすることも当然重要なことですが、でもここには練習場もサウナもプールもありますし」と満足感を示している。

また大会直前に監督交代が行われることになったが、酒井は今大会で良い結果を残し「あの判断が必要なことだった、そう振り返れるようにしたいですね。今回の決断はJFAが下したもの。特にネガティブなことに目を向けても仕方がありませんし、僕たちとしては前向きにワールドカップについて考えていきたいと思います」と語った。

さらに西野朗新監督が日本人であるために、通訳を解さなくても済むことについて聞かれると、笑顔で「そうですね。それは大きなメリットでしょうね。かなり理解しやすいのは確かですよ。通訳を解さず、同じ言語を話すのであれば」と酒井。

「ただ僕たちは戦術面でも変更を行なっています。それまではボールを奪ってから素早く前線にもっていくということに常に集中していました。でも今はもっとポゼッションをするようになっていますし、守備的にもかなりコンパクトだと思いますね」との印象を述べている。

そういったシステム変更を、大会直前に行うことについては「日本のサッカーカルチャーにはほとんどの選手が不慣れというわけではありませんし、Jリーグ所属の選手やそこで長くプレーしていた選手たちです。なので、そこまで大きな違いとは思いませんね」と返答。

一方で酒井高徳は、ワールドカップイヤーで、ハンブルクとの契約が今月いっぱいで満了となるにも関わらず、2部降格を喫したチームとの契約延長を早々に決断しているが、このことについては「ハンブルクが大好きですし、それはクラブにも街にも言えることです。降格はとても残念なことですが、チーム再建にぜひ一緒に携わりたいと100%の気持ちをもっています」と意気込みをみせた。

なおクリスチャン・ティッツ監督とは、遠く離れた地でもコンタクトをとっているとのことで、「監督から健闘を祈るというメッセージももらっています」と酒井。最後に同紙から、グループHは本命不在のようにみえるが?との質問には、酒井は「心身ともに万全の状態で戦わなくてはなりません」と答え、「コロンビアにはハメスがいます。前回大会の得点王で、僕たちも彼のゴールなどで1−4で敗れた相手です。バイエルンで多くの自信を蓄積しましたね。それにポーランド代表には、皆さんご存知のワールドクラスのFWロベルト・レヴァンドフスキがいます。本当に過酷な戦いが、僕たちを待ち構えていますよ」と語っている。


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