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2018年08月07日

スイス代表から戦力外となったベーラミが、サッカー連盟と代表監督を批判

Hamburger SV
ハンブルガーSV
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 スイス代表チームが騒動に揺れている。事の発端となったのは、電話での話し合いだ。ペトコヴィッチ代表監督はバロン・ベーラミに月曜日に電話を入れ、そこでスイス代表の構想から外す決断を伝達。この話し合いはそう長くはなかったようだが、その数時間後に33歳のベテランはTV局RSIに対して声明を発表。先日スキー選手のララ・グートと結婚したばかりということで「挨拶なのかなと思ったけど、違ったね。代表への扉が閉ざされたというものだった」と明かしている。

 ただかつてハンブルクでもプレーした経験をもつベーラミは、今回の代表での構想外についてサッカー連盟へ批判を展開。今夏に行われたワールドカップでは、コソボにルーツをもつシャチリとシャカが、W杯の舞台で政治的メッセージを表現し、それが大きな騒動にまで発展したことや、サッカー連盟のアレックス・ミーシャー氏が二重国籍を持つ選手の代表選出に疑問を投げかけたことで選手と連盟の間で亀裂が生じるなど騒動に揺れる中、「僕は常にチームをまとめ上げてきたと自負している。チームとは本来そういうものだからね」とコメント。「これはむしろ政治的な判断によるものだと思う。」と言葉を続けた。

 これに対してペトコヴィッチ監督は、「あくまでこの決断は私自身が下したものであり、それはプレー面を考えてのもので、政治的な影響は一切ない」と反論。構想外とした連絡に対するベーラミの見解を否定している。あくまで指揮官は秋から迎えるネイションズリーグには、若手に出場機会を与えていきたいとの考えを水曜にサッカー連盟の公式ページに掲載を強調しているのだが、果たして今回の騒動は単なる理解のし間違いだけの問題なのだろうか?


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