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2015年12月29日

清武、山口、酒井宏の新指揮官にシャーフ氏

Hannover 96
ハノーファー96
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フロンチェク監督の辞任からほどなくして、ハノーファーはトーマス・シャーフ氏が後任として就任することを発表した。ブレーメンで長期間、さらに昨季はフランクフルトを指揮した同氏とは、2017年までの契約を結んでいる。


「後半戦に向けて新しい血を必要としていた」と見るバーダーCEOは「話し合いの当初から、トーマスが今回のタスクへ一心不乱に取り組んでくれると感じた。彼の経歴、経験が彼自身について物語っているよ。ブンデスで十年以上にもわたって成功を収めてきた監督だ」と理由について説明。「彼はドイツ北部で育ち、そのメンタリティを知っている人物だよ」と述べている。


これでシャーフ監督は1月4日からチームを率いることなり、その際にメディアの前で会見が行われる予定だ。


今回の就任にあたってシャーフ氏は「数日にわたってハノーファー首脳陣といい話し合いができた」と述べ、「困難なタスクであることはわかっているが、このチームとともに残留を掴み取るために戦うことを楽しみにしているよ」と意気込みを見せた。


なお契約はブンデス1部のみ有効であることが、本人の口から明かされている。


現役時代ブレーメンで奥寺康彦氏とともにプレーした経験を持つシャーフ氏は、1999〜2014年まで監督としてチームを率いてリーグ優勝1回、ポカール優勝3回を達成。昨シーズンはアイントラハト・フランクフルトにて監督を務めており、開幕から長谷部をボランチで、さらに前年度0得点0アシストに終わった乾貴士を先発起用。そのシーズン乾は1得点8アシストの成績を残した。


なおハノーファーでは先日、セレッソ大阪から山口螢を獲得しており、清武弘嗣、酒井宏樹を含め、3人の日本代表選手が在籍している。




Thomas Schaaf

トーマス・シャーフ

クリスマス前に話し合いが始まった。フロンチェク氏の退任後に、バーダー氏からコンタクトがあったよ。我々はは話し合いを重ね、月曜朝に受諾することを私から伝えたんだ。


(降格の危機に瀕しているが)ただ長く悩むことはなかったよ。ただ互いの思惑に対して、いくつかクリアにする必要はあったけどね。それがクリスマスにあって、いい仕事をするための障害は特にないと感じたんだ。


当然キント会長とも意見交換を行っている。我々は数年来の知り合いでね、試合の時以外でも結構会っていたのだよ。数年にわたってクラブを支えてきた人間と話し合うことも当然のことさ。明確にして意見を合わせることは重要なことだよ。
2017年までという契約は、何もかわったものではない。もしも後半戦でうまくいけば、それ以上に務めていくことの意欲も出てくることだろう。まだ延長するまでに十分な時間は残されている。今は安全圏内に導くことが最優先だ。これが我々の考え方だよ。
契約が1部のみ有効だが、しかし残留できなければ、両者が新しいものを求めるようになる。それは至って普通のことだよ。
今回は1部残留のための戦いだ。そのほかのことは考える必要も、話す必要もない。
チームに対しては信頼しているし、そうじゃなくては引き受けてなんかいないさ。無地浮かしいタスクではあり、タフな取り組みと我慢が必要だが、力を出せれば残留は可能だよ。
(すでに選手の獲得も行われているが)当然、私もこのプロセスに関係しているよ。バーダー氏とのコンタクトは欠かしていない。全て冷静に話し合っている。意味のある答えを模索しているし、慌てるのではなくて、我々の求める選手をしっかりと獲得していくということだ。慌てることは何にもならない。慎重にいくし、まだ市場が閉まるまで時間も残されている。