通常ならば木曜は午後から非公開の練習を行い、試合前日に出発するのが通例だが、現在１８位と１部残留に向けてもう後がないハノーファーは、木曜の午前９時半に、一路ヘッセン州へと向かった。


そして目を引いたのはこれだけではない。


この遠征メンバーの中には、これまで多くの出場機会を得ていたサリフ・サネ、アンドレ・ホフマン、そして前節で先発したマヌエル・シュミーデバッハの姿もなかった。


サネは今季２６試合中２５試合で出場し、そのうち２４試合でフル出場をしているまさに主力のボランチ。シャーフ監督の下では時折、ＣＢとしても起用されている。


一方のホフマンもボランチとＣＢをこなす若手選手で、シュミーデバッハは監督交代以降はなかなかチャンスをつかめなかったものの、前節では敗戦の中で、kicker採点チーム最高となる３をマークしていた。


これによりシャーフ監督はボランチ候補３枚を欠くここととなり、そのほかの候補として山口蛍、ギュルセラム、プリブ、またＳＢのゾルクを前にあげる可能性もある。

 

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