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2017年09月17日

ハノーファー、急進派のファンにスタジアムから帰れコール

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これまでにもファンたちが、クラブに対して不満をスタジアムでぶつけることはあった。しかしその代表格であるファンクラブが、そのほかの多くのクラブのファンからそっぽを向かれるという事態は滅多にあることではない。それが48年ぶりに暫定首位となった試合で、ハノーファーではみられたのである。

「誰でもそれぞれに意見は言えるものだし、それを止められるとも思わない。しかしながら、勝利を祝いに選手たちがかけよったところで、そこにファンたちがすでに帰宅しているというのはいあがなものか」と試合後にアンドレ・ブライテンライター監督は首をかしげた。

さらにマネージャーを務めるホルスト・ヘルト氏も、「議論となることは理解できても、選手たちには直接関係のあることではない。にもかかわらずあのような行動に出るなんて言葉にならないよ」とコメント。だがその前にホームで行われたシャルケ戦でも同様のことは起こっている。しかし大半のハノーファーのファンたちは、そんな急進的なファンに対してうんざりしており、スタジアムでは「出て行け」の合唱も。

ヘルト氏は「こういったリアクションは嬉しいものだよね。」と喜びをみせ、またその急進派から、批判の的とされているマルティン・キント会長も「ほかの人たちを見てみなさい。そちらの方がずっと重要なことだ。組織化されていない人々のほうが、むしろ組織化されているんだよ。彼らは多数決でみてみるべきだ。そのほうがいい。彼らは家にのこってサッカーをみればいいのだよ。スタジアム以外でならば喜んで話し合いに応じる。だがスタジアムとは、クラブを愛する人々のための場所だ。それを尊重してもらいたい」と語った。


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