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2017年12月01日

ハノーファーのヘルト氏「思い入れある」ケルン移籍は破談

Hannover 96
ハノーファー96
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週末のバイエルン戦に向け開かれた、木曜日のプレスカンファレンスでは、ケルンが引き抜きを画策するマネージャーのホルスト・ヘルト氏の発言へ注目が集まっていた。

ケルン近郊の出身で、ケルンでプロの道を駆け上がった同氏にとって、「思い入れのあるクラブ」からの関心は特別なものであり、ハノーファーのマルティン・キント会長の了承を得て先週末にケルンと交渉。

そして今週の火曜日と水曜日には、今度はそのキント会長との1対1での話し合いが行われている。「昨日の夜の話し合いは長く続いた。それはその前の日と同様にいい話し合いであり、我々は本当にとてもいい雰囲気の中、たくさんのことについて話し合いをしたよ」

そう明かしたヘルト氏は、「ハノーファーから移籍の許可が出されていないこと」、そして「そもそもヘルト氏自身から、契約の解除を申し出ているわけではないこと」も合わせて強調。「我々はこれからも引き続き、意見交換を行なっていく」と述べた。


だがそれから間も無くして、FCケルンのヴェルナー・シュピナー会長から、ホルスト・ヘルト氏を招聘しない考えであることが正式に発表。「ヘルト氏からの関心を受けて、将来的にともに取り組んでいくことへの話し合いを行ったが、しかしながらその前にハノーファーとの契約が2022年まで残されているという問題があった。それが木曜日までにクリアにならなかったことから、ハノーファーをリスペクトするということも踏まえて、我々としては早い段階で決着をつけることにしたんだ。彼は確かに候補者だったが、唯一の存在だった訳ではない。ほかにも素晴らしい候補者が控えている」

一方のキント会長は「当初から立場は明確にしていたし、ヘルト氏は今後のハノーファーを考えて重要な要素だ。彼の仕事には非常に満足しているし、彼を手放すことはできないよ。」と語り、またヘルト氏自身も「ケルンが私にとって、様々な理由から特別なクラブなんだ。だからケルンの首脳陣との話し合いを行おうと思ったし、それはハノーファーでも同様のこと。そこでキント会長ととてもいい話し合いが行えたし、キント会長の情熱を感じることができた。私の中で残留に疑問の余地がなかったし、だから契約の解消という考えはでなかったんだよ」と説明している。


さらにヘルト氏からケルンの方へ関心を伝えたという、シュピナー氏の発言については、ヘルト氏は「確かにケルンから直接の話がきたわけではない」としながらも、「しかしながら私からコンタクトを取りに行ったわけでもない」とこれを否定。「ヘッドハンティングを通じてのことだったんだ」と語った。


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