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2017年12月14日

キント会長を高等裁判所も支持

Hannover 96
ハノーファー96
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司法の世界では、再びマルティン・キント会長が再び勝利を収めた。ツェレ高等裁判所の民事部は、ハノーファーの相談役会会員ラルフ・ネスラー氏が、これからクラブ運営の株式の半分以上を取得する事案について法的判断を求めていた件について、訴えを却下することを決議。これはハノーファーのクラブ公式によって発表されたものであり、すでに11月10日にはハノーファー地方裁判所からも訴えが却下される判断が下されていた。

ネストラー氏が指摘するポイントは、キント会長が購入する株の価値であり、DFLから発行されたライセンスはハノーファー96マネジメントGmbhが有しており、その資本2万5000ユーロのうち、キント会長はその51%に相当する1万2750ユーロで株を購入するということ。ドイツサッカーリーグ機構のクリスチャン・ミュラー元代表の資料をもとに、本来は株の勝ちは遥かに高いはずだと主張していた。

これでハノーファーはバイヤー・レヴァークーゼン、VfLヴォルフスブルク、そしてTSGホッフェンハイムにつづき、50+1%ルール適用外となる4番目のブンデスリーガのクラブということになる。

ハノーファーでは1999年にハノーファーe.V.がハノーファーGmbh.CoKGsAを設立。DFLから発行されたライセンスはハノーファー96マネジメントGmbhが有しており、その資本2万5000ユーロのうち、キント会長はその51%に相当する1万2750ユーロで株を購入。ただし海外への転売は禁じられており、基本的に売却する場合にはハノーファーe.V.からの承認が必要。ただしハノーファー96Sales&ServiceGmbh.CoKGaAに対してのみ合意なしで売却できる。しかしながらハノーファー96Sales&ServiceGmbh.CoKGaAがそれを売却する際には、ふたたびハノーファーe.V.からの承認が必要。

さらにキント会長はハノーファーに対して出資を行うことになり、まずは一般で利用可能なスポーツセンター建設に向けての補償金や、20年にわたって毎年7万5000ユーロを寄付するとのこと。ただその一方で、ハノーファー96ブランドにおける利益の50%が、同会長のもとへとわたることになる。


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