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2018年03月02日

ハノーファー首脳陣、急進派のファンに苛立ち

Hannover 96
ハノーファー96
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土曜日の試合にむけたプレスカンファレンスにて、アンドレ・ブライテンライター監督は「ここのところハノーファーに関するニュース記事を目にするばらば、まったくといっていいほどにシーズンの成績に関係がないことがみてとれる。だからこそ私は競技面以外のテーマについて今日口にする気になどなれんのだ。今シーズン選手たちは素晴らしい戦いをみせているというのに、まるで最下位にでもいるかのような状況だよ。今は我々にできることに集中していくことだ」とコメント。

今シーズンのハノーファーでは、マルティン・キント会長がクラブ運営の半分以上の株を取得することへの承認が下りたことにより、声援を送ることをやめる沈黙行為や、先週のグラードバッハ戦では急進的なファンがキント会長を誹謗中傷する罵声を浴びせ、むしろハノーファーのファンからその急進的なファンに対して「出て行け」のコールがあがる事態にまで発展しているところだ。結果この行為によって、予定されていたファンとの対話の機会をクラブ側から断りが入れられる結果となっており、試合後にブライテンライター監督は「今季ここまでネガティブだったこともない」と語った。

それでもハノーファーでは事態の打開を図るべく、「当然プランは用意している」とマネージャーを務めるホルスト・ヘルト氏。「しかしどんなプランにも段階というものがあるものさ。我々には事態を打開しなくてはならない責務がある。しかしながらこの問題は複雑で、全てを解消できるためのこれという処方箋があるわけではないがね」と説明。

具体的にその対応の内容について明かすことはなかったが、ヘルト氏はグラードバッハ戦後に「もううんざりだ」と露骨な言葉で表現。その理由について「いかにこのことが十分に悪いものであるかを伝えるためだ。私のタスクはあくまでチーム、監督を評価していくということでもある。それをしっかりと確信をもって行っていくよ。ここまでコーチ陣はこの状況のなかで、本当に素晴らしい仕事をしてくれていると思う。」と賞賛を述べている。

だからこそ、自身についてもハンブルクとの繋がりが指摘されたことについて残念にも思っているところだ。「噂などに言及するつもりはないが、ただこういう事態はどうしようもないものでもある。ここでの仕事に集中したいのだが」と言葉をつづけた。


 


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