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2018年07月10日

「浅野拓磨を長い間みてた」ブライテンライター監督「原口元気は左で」

Hannover 96
ハノーファー96
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5日間に渡って行われたザンクト・ペーター・オルディングでのトレーニングキャンプを終え、月曜日は選手たちには休息が与えられていたのだが、しかし本拠地HDIアレナ近くのエリカ・フィッシャー・シュタディオンにて走り込みを行う、浅野拓磨の姿が見受けられた。

今夏にハノーファーに加入した同選手は、ロシアで行われているワールドカップの日本代表のサポートメンバーとして参加。そのため1週間遅れてチームに合流しており、この日はすでに他のチームメイトらがこなした乳酸テストをこなしている。

浅野拓磨の獲得を熱望していた指揮官は、「拓磨のことは数年にわたってチェックしてきたんだ」と明かし、「大きな才能をもった、非常に面白い選手だと思うね。そして我々が彼に伝えた浅野への方針は、即座に拓磨の胸を踊らせるものだったよ」と言葉を続けている。

2016年にサンフレッチェ広島からFCアーセナルへと加入した浅野は、わずか数週間後にはそのまま当時2部シュトゥットガルトへとレンタル移籍。そこでチームとともに1部へと昇格を果たすと、昨年11月にはブンデス初得点をマーク。

だがそれがここまで唯一の得点となっており、奇しくもそれを決めた相手こそ今回の移籍先ハノーファーだった。良い才能を兼ね備えながら、なかなかそれを活かしきれない日々からの脱却。そのための浅野拓磨の戦いが、この日静かに幕を開けた。

ブライテンライター監督「原口元気は左で使う」

なお今回にハノーファーが獲得した日本人選手は、浅野拓磨だけではない。ヘルタ・ベルリンから獲得に成功した、原口元気だ。同選手はワールドカップで出場しており合流はまだしばらく先のことになる。2014年に浦和レッズからヘルタ・ベルリンへと移籍し、今冬は半年間2部デュッセルドルフにレンタル移籍した27才のMFもまた、その時からブライテンライター監督の獲得希望リストに名前を連ねていた選手であり、「ヘルタでも日本代表でも右サイドでプレーしているが、しかし彼自身はより左サイド向きの選手だとみている。そこから中へと入り、得点への脅威となるんだ。我々としては、彼が得点できるポジションに配置したいと思うよ」とコメント。

ただし今夏に二人の日本人選手を獲得したことについては、決して予定していたものではなく偶然であることを強調したが、ただこのことによるメリットについても指揮官は口にした。「母国語を共通した最初から気心が知れる人物がいるわけだし」しかしながらハノーファーの日本代表デュオのお披露目の時までは、まだしばらくの間はお預けということになる。


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